大学生の就職活動/就職活動の準備

就活、辞めていいのか迷うとき(2ページ目)

就職先は安易に決めてはいけない。安易に決めれば決めるほど、入社して壁にぶつかった時にすぐに辞めるだけだから。だからどんなに辛くても苦しくても、自分が納得できる会社探しを続けなくてはいけない。

執筆者:見舘 好隆

あくまでも自分自身の力で、心から振り絞るように、入社先を決めるべし!

単純なことだけど、心から「この会社だ!」と思うかどうかですね。

思えるなら、就活を終わればいいと思う。
逆に安易な妥協なら、終わってはいけない。
なぜなら、ここでの決心は入社してからの頑張りにかなり影響するからです。

例えば安易に決めた会社だと、入社してから壁にぶつかった時に

「ああ、やっぱりあの時に安易に決めるんじゃなかった」

と後悔するからです。簡単に会社や仕事を嫌いになってしまいます。


精一杯悩んだ末決心した会社だと、壁にぶつかった時に

「こんなことでへこたれてたまるもんか!あの時自分で決めたじゃないか!」

と頑張れるし、会社や仕事を好きになれます。これは心理学でも証明されていることです。
「目的を達成するために、困難な事象を経験することで、その目的自体の価値が上がる。Aronson&Mills(1959)」
(出典:『LoveとLikeを見分ける方法』白石崇)


つまり、私のアドバイスは参考程度に留めて、あくまでも自分自身の力で、心から振り絞るように、入社先を決めなくてはいけないのです。

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また、まだ内定が取れていないみなさんへ。

内定だけを求めて就活しちゃダメだよ。なぜなら、就活を終えるためだけに取った内定で入った会社なんて、入社して壁にぶつかった時に、すぐに辞めるだけだから。すぐに辞めたら、「すぐに辞める人」のレッテルを貼られてしまって、転職は難しくなってしまう。新卒の就職活動よりもはるかにね。


だからこそ今、どんなに辛くても苦しくても、自分が納得できる会社探しを続けて下さい。

卒業まで時間がある限り!


※心から決心できているかどうかは、「なぜこの会社に決めたのかを言葉にできるか」そして「その理由で家族や友達が納得できるか」で判断できると思うよ。言葉にできなければ、そして家族や友達に「本当にその会社でいいの?」と聞かれる限りは、心から決心できていないと考えていいと思う。
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