5.質問タイムになったら、一番最初に手を挙げる
言葉を拾うだけなら、その言葉には価値は無い。たくさん集めて、整理して、タイトルをつけよう。その言葉こそが、君が自らの力で作り上げた、窮地を救ってくれる「魔法の杖」なんだ。 |
6.会社説明会を3社巡ったら、気になった言葉をまとめてみる
やり方は以下の方法がある。- パワーポイントでまとめてみる
- まず、気になった言葉を会社ごとでいいのでダラダラと打つ。
- 全部打ったら、似たような言葉をまとめてみる。
- まとめたら、そのグループごとにタイトルを付けてみる。
- 付箋でまとめてみる(KJ法)
- まず、気になった言葉を付箋に書いて、台紙(白い紙)にペタペタ貼っていく。書いて貼る、書いて貼る!
- 似たような言葉をまとめてみる。
- まとめたら、そのグループごとにタイトルを付けてみる。
以上の作業で獲得した「気になる言葉のタイトル」こそ、君にとっての「働く価値観」なのだ(上記例で言えば、「お客様に安らぎを与える」「新しいサービスを生み出す」)。これが君の「就職活動を描く道具」、すなわち「魔法の杖」なんだ。
これからはエントリーする時に悩んだら、「お客様に安らぎを与える」「新しいサービスを生み出す」ことができるかで決めたらいい。自己分析する時に悩んだら、自分の「お客様に安らぎを与える」「新しいサービスを生み出す」経験を洗い出してみたらいい。志望動機を作る時なら、そのまま「お客様に安らぎを与える」「新しいサービスを生み出す」をコンセプトに作ればいい。
行動したからこそ、手に入れた「魔法の杖」だ。自己分析だけで考えた言葉よりも、自分にとって説得力がある。だからこそ、企業を選んだり、自己分析したり、志望動機を考えたりする時に有効に使えて、とてもスムースに就職活動することができるよ。
「運命の中に偶然はない。人間はある運命に出会う前に、自分でそれをつくっているのだ」(アメリカ・第28代大統領トーマス・W・ウィルソン)
結局は「行動しなければ答えは見つからない」ことを、いつも意識して欲しい。
※付箋でまとめる方法を、「KJ法」と呼ぶ。複数の人数で新しい企画を考える時などに有効。やってみよう。