大学生の就職活動/就職活動の選考対策

就活ブルー克服は「自分企画書」を作る(2ページ目)

この時期訪れる「就活ブルー」。ちらほら内定が出始め、自分は遅れているの?自己分析ができていないの?という劣等感が襲う。じゃあ、初心に返って自分が「何をしたいか」見つめ直そうよ!

執筆者:見舘 好隆

自分の企画書で、自分を確かめる

就活ブルーに陥る原因はたくさんあれど、根本にあるのは「そもそも、何をしたいのか」がはっきりしていないからだと思います。前にも書きましたが、これさえクリアになれば就職活動の90%は終りです。残りの10%はロジカルに努力すればいいのです。

みなさんは必ず「したいこと」があるはずです。でもそれをはっきり言葉にできないだけ。言葉にできないはっきりしないことを、履歴書やESに書けるわけ無いし、面接で面接官にプレゼンテーションできるわけはありません。

じゃあ、社会人はみんなどうやって「そもそも、何をしたいのか」を形にしているのだろう?ここで登場するのが「企画書」なのです。

例えば、営業担当は必ず営業先でお客様に商品のプレゼンテーションをする時に、「企画書」を会社でうんうん悩みながら作ります。企画担当も新しい企画を会議で提案する時には事前に「企画書」をうんうん悩みながら作ります。なぜここでうんうん悩むのかというと、企画書を「必要最小限の枚数でかつ大きな文字で」作ることのが結構難しいからです。

なぜ「必要最小限の枚数でかつ大きな文字で」作るのか? それは「相手に企画書を読んでもらうため」です。ほら、枚数が多かったり、字が小さかったりすると読む気が失せるじゃないですか。あと、企画書を見てもらいながらプレゼンするわけなので、伝えたいことがきゅっとまとまっていないとダメなのです。

つまり、企画書を作るということは、自分が伝えたいことをぎりぎりまでシンプルにまとめる作業をすることなのです。ほら、今みなさんが悩んでいることを一気に解決してくれそうな気がしませんか?

ところで社会人はほとんど、マイクロソフトの「パワーポイント」を使って企画書を作っています。パワーポイントを持っている人はパワーポイントで「自分の企画書」を作ろう。持ってない人はレポート用紙でも何でもいいので手書きで「自分の企画書」を作ってみましょう。

さあ、「自分の企画書」作成講座のはじまりはじまり!
<参考コラム&リンク集>

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