大学生の就職活動/就職活動の選考対策

秘伝!就職面接突破の術(11ページ目)

ああ、なぜか面接を通過出来ない(涙)」とお悩みのみなさん、最終面接までは保証できないけど、とりあえず1次・2次面接を突破する方法を教えます。とにかく「勝ち癖」をつけないとね!

執筆者:見舘 好隆

最終奥義「面接レポート」の術

さて、みなさん、ここまで読んでくれてお疲れ様!ここまでの九の忍法を習得したなら、面接を突破できない悩みは確実に無くなるはずです。ご安心ください。

それでは、さらに面接突破を確実にする最終奥義を伝授いたす!

それは「面接レポート」。つまり「お礼状」です!

ここであまり「お礼状」という言葉を使いたくないのは、面接という行為自体に「お礼」をする必要は無いからです。だって向こうは仕事でやっているわけですから(もちろん、先輩訪問したらお礼はしなくてはいけませんけど)。

ということで、一応書類の体裁は「面接のお礼状」として良いのですが、書く内容は「お礼」ではありません。書くべきことは以下の3つです。

    • 面接の感想を述べる
      書くことは簡単です。「面接を通して、また面接官のお人柄を通して、さらに御社で働きたい意志が高まった」このことを正直に書けば宜しいです。
       
    • 自己PRできなかったことを伝える
      きっとあの短い面接で良い漏れたことはたくさんあるでしょう。よって話すことが出来なかった自己PRを書きましょう。これはしっかり「面接日記」をつけていないと書き漏らすので、ちゃんと書いてね。
       
    • 会社研究レポートを添える
      つまり「私はこれだけ御社の会社研究をしているのですよ!!!」ということを具体的に伝えるのです。店舗のインテリア・POP、接客スタイル、先輩訪問、パンフレット、ホームページ、メールマガジンの感想や印象を、具体的に書けば宜しいです。

以上、「面接レポート」を出す目的は、熱意を伝えることなのです。

例えば、私の知り合いの女子学生は、その会社の都内の支店42店舗を回ったレポートを、会社をアニメのキャラクターに見立てて段ボールで作りプレゼンをしました。

また、もう一人の私の知り合いの女子学生は、最終面接の後、熱意を綴った手紙を直接会社へ伺い手渡しで提出しました。

二人とも、それが直接の原因ではないと思うけど、その会社の内定を取りました。やったことの内容より、やったことの熱意を評価されたのです。

みなさんも熱意を伝えるために、面接が終った夜すぐに書いて提出して下さい。つまり、やるだけの事をやってください。今までやった面接はまだ80%も力を出し切れていないのではないかな?

面接は、120%の力を出し切ってはじめて突破できるのですよ!
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