印象に残る名刺の作り方
印象に残る名刺、すなわち「君がどんな人か?」を名刺に明示すればいい。つまり、あなたが伝えたいことを、名刺に書き込めばいいのです。名刺の裏に「自己PR」や「夢の仕事」を手書きで書けばいい。できるだけ短く。刷っても良いけど、手書きの方が必ず読んでくれる。
★名刺の裏面に書かれた手書きコメント例(→)
※注意:【夢の仕事】は【やりたい仕事】でもいいです。また【自己PR】は【トリビア】【必殺技】でもいいです。【特技】でもいい。
名刺の裏ですから、沢山は書けません。書くのは「キーワード」のみ。藤原さんの名刺の「点字」のように、その「キーワード」から会話が弾めばいいのです。
【夢の仕事】は、価値観を交えて一言で書こう。単に「本を作りたい」だけと、なぜ作りたいのかわかりません。話を続けにくい。
【自己PR】もキーワードだけにしよう。抽象的な文章は誰も読みたくないから。ここではバイトの話、趣味の話、勉強ネタの「具体的で、面白そうなもの」を並べてみました。ここで会話に繋げるためにも、「ウエイトレス」「映画」「社会福祉概論」など「抽象的で、面白そうに無いもの」を書いては駄目。話が続きません。
名刺の裏に、「あなたの伝えたいこと」を書き込む。こうすれば、君が話したいネタに関わる会話が弾むし、きっと君の事を覚えてくれる。そして、後日アポを取る時にも、「ああ、うどんマニアの○○さんね!」と思い出してくれます。さらに「そう言えば、子供の本を作りたい学生がいたな」と思い出してくれて、仕事を紹介してくれるかもしれないのです。
名刺を使い、たくさんの人脈を手に入れる。
そして、名刺をあなたの分身として放ち、あなたが掴みたい人脈を、どんどん引き寄せる。
名刺はうまく使えば、「魔法の杖」になります。
※その他『自分「プレゼン」術』には、名刺の渡し方であったり、不在時の名刺の託し方であったり、会いたい人のアポのとり方であったり、たくさん役立つTIPSが載っています。かなり「就職本」として使える本なので、是非読んでみてくださいね。
※次のページは「ネットワーキング」は、結構時間がかかることを知ろう。