大学生の就職活動/就職活動の準備

社会人は「なぜ働くの?」の疑問に答える(2ページ目)

ただ漠然と就職活動しても、きっとうまく行かないし、もし内定が取れても入社してから違和感を感じてしまう。働く理由が無いなら、無理に働く必要は無い。なぜ働くのか?を真剣に考えてみよう。

執筆者:見舘 好隆

働いたお金で買うものって何?

そもそも、社会人が働いたお金で買うものは、「衣食住」でしょう。実家であれば「住」はいらないけど、少なくとも生きていく上で必要な「衣食住」に、まずお金を使うはず。それ以外は「趣味」かな。これは人それぞれでしょう。

ここで考えてほしい。最低限生きていくために「働く」のは理解できる。でも、私はもしかして「時間」を買うために働いているんじゃないかと、悲しくなる時があります。

なぜなら、「趣味」を楽しむには当然「時間」が必要です。会社に所属している以上、休むことを許された時間でしか「趣味」を楽しむことはできません。会社をサボったり、仕事時間中に趣味は出来ないのです。

そう考えると、会社から与えられた時間、すなわち「土日」や「有給休暇」は、月曜日から金曜日まで働いた労働の対価なのです。
    • 自分の「時間」を会社に投じてせっせと働き、
    • 労働の対価として支給された「お金」で生きるための「衣食住」を得、
    • 労働の対価として支給された「時間」で「趣味」を楽しむ。
    • つまり、自分の「時間」を会社に売って、「時間」を買い戻す。
何だか寂しいと思いませんか?

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