自己分析!「大学生時代に接した」仕事があるはず

 
やりたいことがわからない状況になったら?

やりたいことがわからない状況になったら?


4年生の人は約3年前。あの初々しき大学1年生の頃を思い出してみよう。きっと夢を一杯持って、キャンパスを歩いていたはずです。

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ちょっと私の話をしてみます。

そもそも私は父の仕事(父は職人でした)を継ぐのが嫌で、無理矢理大学に行かせてもらいました。大学で文学部史学地理学科を選んだのは、中学校の社会科の先生になるのが夢だったから。そうそう、学校の先生でも、特に海外の日本人学校の先生になりたかったので、インドのデリーまで行って、飛び込みで先生に会ってもらったなあ(麻雀もしたなあ)。

そして先生になるにあたり、引っ込み思案な性格を治すため、演劇部に入ったのでした。演劇部では役者と、照明と両方やりました。特に照明の操作はアルバイトでもやっていて、コンサートやバレエの照明のプランやセッティング、操作を身に付けました。アルバイトはこの他に、デパートでの応接セット販売や寿司屋もやりました。

「おいおい、じゃあなぜ先生になっていないの?」というと、それは演劇にはまりすぎて、教職を落としたからです。無理言って大学に行ったので、留年はできなかった。じゃあ、何になろうと思った時、6ヶ月放浪したインドの影響か、「大学生にガンガン海外旅行に行ってもらおう!」と旅行会社を目指したのでした。バイトしていた照明会社からもお誘いを受けましたが断りました。そして、学生旅行に強い小さな旅行会社を選びました。

お、そうそう、釣りも大好きだったので、釣りの出版社も受験したなあ。結局辞退したけど。

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つまり、私の大学時代には、幾つかの将来への選択肢がありました。

・父の後継ぎ
・社会科の先生
・照明技術者
・応接セット販売員
・寿司職人
・旅行会社
・釣りの出版社

知らず知らず、たくさんの「仕事」に触れていて、その中から「旅行会社」を選びました。昔の学生は、私と同じように今までに触れていた「仕事」の中から、進路を決めていたと思う。

でも今は、就職ガイドや就職サイトなど「カタログ」に掲載されている「仕事」の中から、人生の進路を選んでいるような気がするのです。それでは、途中で「なぜ働くのか?」「なぜこの会社を志望しているのか?」「なぜこの仕事がしたいのか?」わからなくなってしまいます。

もしくは入社してから、「こんなんじゃなかった」と辞めてしまう可能性が高くなってしまいます。

みなさんも学生時代に、たくさんの「仕事」に触れているはずだと思う。私の例のように、家族やアルバイト、部活動の周辺だけでなく、ご贔屓のカフェや美容院、本屋、ゲームセンター、ボーリング場、釣具屋、マンガ喫茶、レンタルビデオショップ、雑貨屋…よく考えてみたら全部「仕事」なのです。ほら、たくさん「会社」があるじゃないですか。

「カタログ」から仕事を選ぶのって、何だか「賭け」みたいで怖いよね。だからこそ本当は、みなさんが触れた「仕事」の中から選ぶ方が、自分に合った仕事を選ぶことができるのです。

だって、ずっとその仕事の「側(そば)」にいたのですから。

では、次のページで、あなたの周りの仕事に就職活動する方法を教えます!