派遣社員が12年間で、9億9千万円の預金を着服!
12年間にわたって、着服した金額は、なんと9億9千万円にも! |
新聞によると、この銀行は東京三菱銀行。系列の人材派遣会社から派遣されていたこの派遣社員は、神奈川県内の支店で渉外業務担当として勤務していましたが、顧客に対して架空の商品をすすめ、定期預金などから勝手に現金を引き出して着服した容疑をもたれています。こんかいは取り引きに疑いをもった顧客からの指摘があって着服が発覚しました。派遣社員は派遣会社から解雇されて、警察に告訴された模様です。
これを知った金融庁からは、
- 経営陣の不正リスクに対する認識が不足している。
- 長期にわたり同じ業務に携わる派遣社員の管理体制ができていない。
- 内部監査が不十分。
などの指摘をうけ、銀行は改善を求められる事態になっています。
良くも悪くも「派遣社員」という言葉は一般的に
最近は、新聞の社会面に「派遣社員が○○をした」というような文面がでることがありますね。それだけ「派遣社員」という言葉が世の中に知られてきたともいえますが、悪い事件が起こったときにあえて「派遣社員」と言われているような気がしてなりません。そんな報道があるたびに、まじめに働いているみなさんの中でも職場で何か言われている人がいるのではないでしょうか?とても悔しいことですね。
でも、だからこそ、自分のスキルに自信を持ち、派遣先の個人情報等のあつかいなどにも、きちんとした態度で臨み派遣社員として胸をはって働けるようにいつも自分を磨いていきましょう。
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