派遣社員として働くみなさんが、ふだん接している「コーディネーター」という仕事。「どんな仕事なのかな?」とご興味をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。「月刊人材ビジネス」がこのほど、首都圏の派遣会社で働くコーディネーターの「思い」を調査しました。そのなかからいくつかご紹介します。いつも相談にのってくれるコーディネーターも、ひとりの「働く人」であることが伝わってきます。これからの派遣会社とのおつきあいの参考にしてください。
稼動中の担当スタッフの人数は何人ですか?
101人以上と答えたコーディネーターが43%でした。次に多かったのは50人から100人と答えた22%です。みなさんはこの数字をごらんになってどうおもいますか?派遣会社とうまくつきあっていくには、コーディネーターとの良い関係が欠かせません。でもコーディネーターは普段あなたのほかにもこんなに多くの派遣スタッフを担当しています。その中で自分を覚えてもらうのはひと工夫必要ですね。
コーディネーターの仕事はやりがいがありますか?
この質問には、83%のコーディネーターが「やりがいがある」と答えています!「ええ!うらやましい!!」と思っているあなたは、早速コーディネーターに相談してみたほうがいいかもしれませんよ!
「やりがいがある」と答えた理由は?
79%の人が「人に喜ばれること」と答えています。派遣スタッフの方に「働きやすい職場です。ありがとうございました。」といってもらえることが、コーディネーターの仕事のやりがいに通じているのですね。
「やりがいがない」と答えた理由は?
反対に「コーディネーターの仕事はやりがいがない」と答えた人も17%いました。その理由のトップは「実績評価が目にみえにくい」(86%)でした。次は「将来の展望となるキャリアパスが見えにくい」(68%)「専門性がみつけにくい」(64%)と続いています。コーディネーターもみなさんと同じように悩みながら仕事をしている姿が浮かんできます。
仕事の大変さはどこですか?
第一位は「残業が多くて体力的に難しい」(45%)。次に「クレーム対応が多い」(42%)、「営業とのコミュニケーションがとりにくい」(32%)と続きます。派遣スタッフのみなさんにも、夜遅くに会社に電話をしてもコーディネーターが出てくれたり、夜中の時刻のメールを受け取った経験はありませんか?コーディネーターは数多いクレームに対応しながら、夜遅くまで働いているんですね。