今回は、営業職で派遣された会社で、半年後に契約社員になったA子さんのお話を聞いてみました。みなさんに参考になるキーワードを見つけてくださいね。
蛯原(E):Aさん、こんにちは。現在は契約社員で働いていらっしゃるのですよね。毎日お忙しいですか?
Aさん(A):はい、おかげさまでとてもたくさんの仕事をさせてもらっています。残業も多いですね(苦笑)
E:では、率直にお伺いします。派遣の頃より給与はいいですか?(笑)
A:ええ、まああ(笑)。もともと契約社員になるときに、給与がおちないように会社が考えてくれました。
E:そうですか。すごいですね!それだけ認めてもらっているということですね。Aさんは最初から紹介予定派遣のシステムをつかわれたのですか?
A:いいえ。そんなことはありませんでした。営業の経験はすこしだけあったのですが、結婚して後家庭にはいり、派遣で働こうと思ったときは4年間のブランクがありました。
E:4年間のブランクの後で社会にでるのは不安ではなかったですか?
A:そうなんです!もう30代でしたし、ブランクがあったので、パソコンをはじめ以前勤めていたころと何もかも違っていたらどうしようと思って!正直怖かったです。
E:では、派遣社員を選んだのもそのあたりに理由があるのですか?
A:はい。すぐに正社員になる自信がありませんでした。もっとも正社員でとってくれる会社もなかったと思います(爆笑)。派遣社員なら、派遣会社が私のかわりに交渉してくれるだろうし、相談にものっていただけて安心できるんじゃないかとおもったのです。
E:そうですか。でも派遣の職種のなかでも営業職を選んだのには何か理由がありますか?
A:私は学校を卒業してメーカーの一般事務に就職しました。その後、転職して生保の営業になったんですが、ノルマがきつくて!!正直とてもつらかったです。ただ「営業」という仕事はあっているかなと感じていました。
E:それにしても、いきなり営業職では、大変だったのではないですか。(笑)
A:先ほども申しあけたように、ノルマはいやでしたけれど、営業という仕事自体は好きだなあと感じていました。お客様に感謝されたりすると、とても嬉しくって!!はげみになりました。だから、どんな職種で派遣を希望するかということになったとき、営業にはあまり抵抗がなかったんです。かえって事務職のほうがはなれて長いので、新しいコンピュータに慣れなかったらどうしようと心配でした。ほら、最近はコピー機なんかもすごいのが出ているじゃないですかあ(笑)