では、派遣スタッフを受け入れている企業では、どの位の確率で２社以上の派遣会社を競合させているのでしょうか？このことに関しましても先日ユーザーアンケートをさせて頂きましたので、ご報告いたします。
【あなたの会社では、いくつかの派遣会社の派遣スタッフさんが、混在していますか？】
★混在していません。１社のみです。 ⇒ 50％
★２社～３社です。 ⇒ 37％
★４社～５社です。 ⇒ 0％
★６社以上です。 ⇒ 12％
⇒ 過去の一票
今回のアンケートの結果では、約半数の派遣先企業で、複数の派遣会社を競合させているという結果が出ました。中には６社以上も競合させている企業があるということで驚いております。
⇒ 派遣会社を競合に関する関連記事（【声】派遣スタッフ失踪事件！？）
また、某商社の総務担当者はこうコメントしております。
当社では、派遣社員をとるとき、内緒で何社かこさせて面接しています。
だいたい、3社ぐらいから1人ずつ来てもらっています。
そして人事、現場の管理職、現場の女子社員、だいたい3人で決めています。
もしこの事前面接を法律的に解禁した場合、どのような困ったことが起きるのでしょうか？
★派遣会社
⇒ 事前面接により、派遣先企業からのクレーム対策にもなるので歓迎。
★派遣先企業
⇒ 事前面接により、派遣スタッフの雰囲気など分かるので歓迎。
★派遣スタッフ
⇒ 事前面接により、会社の雰囲気などが分かるので、ミスマッチを防ぐことができる。
という事で、あまり困る方はいないようです。
そもそもの派遣というものの意義を考えますと、そんなに簡単に申し上げることはできないのですが、「法律が現場についていっていない」というのが本当のところのようです。
このような現状の中で、
紹介予定派遣に関しては、事前面接を解禁するという動きがございます。
只今国会にて審議中の労働者派遣法の改正案です。
労働者派遣法改正案（原則1年の派遣期間が3年へ!?）
紹介予定派遣につきましては、下記記事をご参照ください。
「お試し派遣」で正社員！
正社員になれる魔法の派遣！
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
