突然ですが、派遣スタッフの皆様に質問です!
派遣会社から派遣先企業を紹介してもらう際に、
派遣先での事前面接をしたことがありますでしょうか?
「はい。毎回派遣先企業に派遣される前に、人事担当者と面接しています。」
「えっ、派遣先企業に事前に訪問して、面接するのが当たり前ではないのですか??」
などなど・・・
いろいろな派遣スタッフの皆様の声が聞こえてきそうですが・・・
実は、このいわゆる事前面接、行ってはいけない行為なのです。
現在、労働者派遣法では、
事前面接、履歴書の送付、若年者に限定することなどを
「派遣労働者を特定することを目的とする行為」
として禁止しております。
この事前面接に関しまして、
先日ユーザーアンケートを行い、その結果が出ましたのでご報告いたします。
【派遣先での事前面接は今のところ禁止されてますが・・・】
★派遣先での事前面接をしたことがある ⇒ 96%
★派遣先での事前面接はしたことがない ⇒ 3%
⇒ 過去の一票
なるほど!と申しますか、思った通りといったところでしょうか。
事前面接は、当然の慣習となっているのが現状のようです。
以前、派遣スタッフを受け入れている派遣先企業の人事担当者様より、この事前面接に関するご質問を頂きました。下記は、その時の私の回答の一部です。
派遣法で事前面接が禁止されてるものの
一部現場では、事前面接が慣習となってしまっているのも事実です。
某大手商社などでは、
「必要人数+αと会い、選抜すること」
を平然と行っていたりもします。
なぜこういうことが起きるかと申しますと、
派遣会社は、お客様である派遣先企業に対して、
弱い立場にあるというのも1つの要因ではないでしょうか。
特に大企業の派遣先などには
いくつかの派遣会社が競合していたりします。
派遣先が「事前に会いたい。」
と要望出せば、他社に負けまいと、
その要望に応えないわけにはいかない
というのが現状なのかもしれません。