離職票はいつ発行してもらうの?
派遣で働いていた場合、契約終了決定時に、派遣会社から離職票を発行するかどうかを聞かれます。ただし、同じ派遣会社からの仕事が決定している場合は聞かれません。もし、聞かれなかった場合はこちらから依頼します。
発行を依頼すると派遣会社から「離職票‐2」が届きます。書類は3枚複写になっています。離職票の記入必要箇所を示した記入例も添付されてきます。
「離職票‐2」には、
- 氏名
- 住所
- 派遣会社名
- 派遣会社の住所
- 離職年月日
- 離職の日までの賃金
- 離職理由
などが記載されています。
その内容に相違がないか確認したら、記入例に従い署名、捺印をして派遣会社に返却します。また、内容に相違がある場合には、その相違内容を記入する欄に記入して返却します。
派遣会社は、派遣社員から返却された書類を派遣会社が所在する管轄のハローワークに一旦提出します。その後派遣社員には正式な「離職票‐2」が返送されます。この時は、失業保険の給付申請に必要な、ハローワーク提出用の1枚のみ返送されます。
あわせて、「離職票‐1」「雇用保険被保険者証」も返送されます。
「離職票‐1」には、
- 氏名派遣会社名
- 雇用保険加入日
- 離職年月日
などが記載されています。
失業給付金の振り込み口座を記入する欄がありますので、ハローワークに提出する前に記入、捺印しておきます。
「雇用保険被保険者証」に記入する箇所はありません。
この離職票の内容で、受給資格があるかどうかや給付条件が決定されるため、派遣会社に返送する前に内容をしっかり確認しなくてはなりません。
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