紹介予定派遣を上手に利用する3つのポイント
~ノゾミさんの場合~
ポイント1 明確な希望を持ち、狙いを定める
どんな環境で、どんな仕事をしたいのか、具体的な希望を明確にし、派遣会社に伝えることで、納得のいく仕事への道が開けます。
ポイント2 派遣期間中も正社員になったつもりで働く
派遣期間中は、派遣社員はもちろん派遣先企業にとってもお試し期間です。自分の能力を十分に発揮し企業側に認めてもらうことが当たり前のことですが、やはり重要です。
ポイント3 派遣会社へのフォロー依頼
派遣期間中は、派遣会社が、派遣先企業側との交渉などを担当します。ノゾミさんのケースのように、こちらから働きかけないと動いてくれない、もしくは働きかけても動いてくれないケースがあるしれませんが、万が一その場合は自分を守るためにこちらからフォローを依頼しましょう。
インタビューを読んで、「ノゾミさんのように経験がないからやっぱり正社員は無理なんじゃないか。英語が苦手だから外資は無理。」と、不安を感じる場合もあるかもしれません。
外資系の会社の場合、比較的年齢や性別に対する差別が少ないですが、英語のスキルは必要。TOEICの点数は高ければ高いほどよいようですが、平均的に800点以上あれば狙うことができるそうです。800点もないよ、という場合も経理など職種によっては600点あれば大丈夫な場合もあるようです。
また、最近は日系企業も、少子化に対する不安から雇用の間口を広げる傾向にあるようです。三井住友銀行の派遣社員の正社員化も話題になりましたね。
正社員を目指したい場合、紹介予定でなくてもさまざまなアプローチ方法があります。
日系企業にて、経理業務未経験で派遣社員から正社員に採用されたリナさんのインタビュー記事正社員採用へ 枠を作らない行動が実を結ぶ(All About)も参考にしてくださいね。
行動する前から紹介予定をあきらめていたら、外資も狙ってみるため英語力をつける、ビジネススキルをつけることからはじめるなど、まずは基礎力をつける一歩踏み出すことからはじめてみては?
■関連情報
紹介予定派遣とは(All About)
使えるの?紹介予定派遣(All About)紹介予定派遣で1万人が派遣先に就職(厚生労働省/平成18年発表)
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