派遣の仕事シリーズ：一般事務と営業事務

派遣の仕事の募集職種の中で、ダントツに件数が多いのがオフィスワーク系の仕事。一口にオフィスワークといっても一般事務、営業事務、貿易事務、特許事務、金融事務、英文事務など、種類が細分化されています。なかでも「一般事務」と「営業事務」の違いがわからないという声をよく耳にします。

そこで今回は、「一般事務」と「営業事務」について、違いや仕事内容、時給、必要なスキルなどについて比べながら、今後のキャリアにつなげるためのヒントもご紹介します。

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■ 仕事内容はどう違う？（1P目）
■ 平均時給はどう違う？必要なスキルは？(2P目）
■ スキルに自信を持つために(3P目）

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仕事内容はどう違う？

仕事内容を把握することが、自分にあった仕事を見つける第一歩です

派遣会社の求人情報を見ても、一般事務と、営業事務の仕事内容とでは、それほど大差ないようにとれることも多く、実際には、はっきりした線引きは難しいようです。大きな違いは、一般事務は基本的に企業のあらゆる部門で必要とされる事務系の仕事全般を指し、社内の人とのコミュニケーション機会が多いのに対して、営業事務は企業の営業部門で営業担当者のサポート的な事務のことを指し、社外の人とのコミュニケーション機会も多くある事です。

では具体的に募集要項に掲載されている仕事内容について見てみましょう。派遣先により、何をどの程度担当するかが変わってきますが、基本的には以下のものが多いです。

■一般事務
・書類のファイリング
・ワード、エクセル、パワーポイントでの資料作成
・データ入力
・コピー
・電話応対
・来客応対
・備品発注
・郵便物関連業務

■営業事務
・商品の受発注管理
・見積書や請求書の作成
・提案書やプレゼンテーション資料の作成
・データ入力および管理
・書類のファイリング
・電話応対
・来客応対
・クレーム対応

一般事務の仕事内容に挙げているコピーや郵便物関連業務なども、派遣先によって営業事務でも担当する場合もあります。

いずれも、ここに挙げた仕事以外の担当をすることもあります。実際、派遣の仕事を紹介されたときに詳細を確認しておきましょう。

では次のページで気になる時給と必要スキルについて見てみましょう。