一生懸命仕事を続けていると、「時給を上げてもらえないかなぁ」と思うこともありますよね。時給を上げるには派遣会社の営業担当者にどんなタイミングで、どのように話をしたらうまくいくのでしょう。日頃の努力の積み重ねを評価してもらい、時給に反映してもらうためのコツをお話しします。

■試用期間でねらうには?
■1年目は“カード”を用意
2年目からは“責任”を伝える
派遣会社への時給交渉のタイミングとコツ

試用期間でねらうには?

契約更新
日頃の努力を評価して時給も上げてもらいたい、うまく交渉するコツは?
新しい仕事を始めて1ヶ月目は、業務も派遣先の要望通りにはこなせないことが多いです。大変だと感じても、「時給を上げて下さい」とはなかなか言えないですよね。ただ、面談の時に聞いていた業務内容と異なる仕事や、より高度な内容の仕事を求められた場合は、最初の更新の時に営業担当者に相談してみましょう。1ヶ月間の働きぶりがよく、派遣先から派遣会社に更新してほしいと要望があった場合は、派遣会社としてもその派遣社員に続けてほしいはずですので、時給アップに応じる場合があります。

■日系の派遣会社Aから日系商社に就業したさんKさんの場合
実際に就業してみると、面談時に聞いていた業務内容をはるかに上回る量の仕事を任されたため、初回の更新時に時給とのバランスが取れないと感じたことを営業担当者に伝えました。すると、初回契約時の時給1350円から50円アップで更新されました。

1年目は“カード”を用意


正社員は決まった時期に昇給の機会があります。一方、派遣社員の場合は特に決まっているわけではありません。1年の区切りは時給アップ交渉がしやすいです。ただし、この1年間で仕事量が増えたとか、対応可能な業務の幅が広がった、関連する資格を取得したなど交渉のための「カード」を用意しておきましょう。基本的に時給アップがないというルールを決めている会社もあるようですが、それなりの理由があれば交渉に応じてくれるケースもあるそうです。

■日系の派遣会社Bから日系金融機関に就業したNさんの場合
就業後1年たった時点で、派遣会社に時給アップを打診。それまでの1年間は、派遣会社の営業担当者が訪問する度に、詳しい業務内容の報告を行いました。担当業務が少しずつ増えたこと、業務で巻き込まれてしまったトラブルについてもその都度報告しておきました。派遣先の決済者から、「時給引き上分をすべてNさんの時給として充当するならOK」との条件が付き、1500円から50円アップで更新されました。

2年目からはどうなるかは次のページへ。