これで税額はどう変わる?
制度としてはわかりやすくなりましたが、配偶者を扶養している方にとっては嬉しいことではありません。納税額はその分UPするのですから。
では、その額がいくらになるかというと、配偶者に所得がなく、昨年まで、配偶者控除AND配偶者特別控除を全額控除されていた方で、税額が10%なら、38万×10%。ただし、今年も特別減税20%がありますので、30,400円の負担増となります。これは痛い!
「去年より戻ってくる額が少ない!」「税金が高い!」という問い合わせが増えそうですので、覚えておきましょうね。
昨年と比べてどれだけ違うか、早見表を作ってみましたので参考にして下さいね。
配偶者特別控除のみだった方は昨年と変更なし
今年のこの欄に数字が入る可能性があるのは、扶養していない配偶者がいる方のみ。
その中でも、配偶者の収入が、配偶者の収入が1,030,001円から1,409,999万円までの方が申告することができます。
この部分は昨年までと変更はありません。
この記事は、できるだけわかりやすくご説明させていただくために、割愛している部分や、表現が正確でない部分もございます。
また、配偶者の収入は、給与所得のみであるとしてご説明しています。どうぞご了承下さい。
配偶者特別控除額縮小で税金いくらUPする?
この変更で昨年と比べて納税額がどれだけ変わるのか…早見表にしてみました。
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配偶者控除について(All About マネー)
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共働き収入103万円の壁!?(共働きの家事/ガイド記事)
扶養になるための「103万」について詳しく書かれています。