この記事は「踊る大捜査線 THE MOVIE」のエピソードについてのコラムです。事務のお仕事には全然役に立ちません。息抜きにどうぞm(__)m
踊る大捜査線DE一般事務PART2「取り掛かる前に準備しよう!」。
これは、身代金受け渡しを前に、湾岸署に運び込まれた5000万円のお札の番号を効率よく控える方法を提案?した記事でございましたが、掲載後、我がビジネスキャリアチャネルのプロデューサー、チバさんよりメールが来ました。
「あれってコピーしたんじゃなかったかしら?」
確かに、この記事で紹介したシーンには、こんな続きがあったのです。
「コピーしちゃえばいいのに…」
素直に言い放つ雪乃さん。凍りつく一堂…。
紙幣をコピーすることは法律で禁止されてるからですね。
それでも、番号を書き写す作業の辛さに、どこからかゴージャスなコピー機(「本店」が持ち込んだ備品と思われます)をこっそり持ち込み、お札を並べてスイッチオン!
縦5枚、横4枚、20枚のお札がコピーされた、おそらくB2サイズの紙を見て喜ぶ捜査員たちですが、そこに袴田課長が…。
「コ…コピーはまずいっすよね…」
あえなくコピー機は「撤収」となったのでした…。
「馬鹿モン!お札のコピーは法律違反だ!」
袴田課長のこんなセリフがあるわけじゃないので、映画をみている方が「違法」と知っている、あるいは察してくれる上でのこのエピソード…、
ところでホントにダメなのでしょうか?
この記事を読んだ友人からは、
「お札を全部コピーするからいけないのよ。重ねて番号のとこだけコピーすればいいんじゃない?」
という指摘もあったことだし、キヤノン販売広報部に問い合わせてみました。
「お札のコピーは一部分だけもダメです。ガラスの上に乗せるだけでもいけません」
とのことでした。
コピーしてはいけないものは、紙幣の他にもいろいろあります。こんな機会は普通はありませんが、気をつけましょうね。取扱説明書やパンフレットにも明記してあります。
キヤノン販売株式会社 FAQより【コピー禁止事項について】
…というなりゆきで阻止されたコピー案ですが、その後のエピソードやキャラから考えると、
怒りのあまり発せられなかった(と思われる)袴田課長のセリフは、ひょっとすると、
「馬鹿モン!お札のコピーは法律違反だ!」
ではなく、
「コピーするヤツがあるか!もったいない!」
とか、
「裏紙を使え!」
…だったのではないかと思ったり(笑)。
無駄なコピーを減らすために、いろいろと努力したり、厳しい指導があったりする会社も多いと思います。
紙くらい安いのに、と思う方もいらっしゃるかもですが、コピーすることでかかる経費は、紙だけじゃなく、使用枚数に応じてメンテナンス料がかかる契約をしていることも多いのです。
経費やエコロジーの面でも、ムダなコピーは減らした方がいい。「本当に必要なものなのか」…コピーやプリントする前に、ちょっと考えてみては…って、
ずいぶん話題がズレました(笑)。
あなたの会社のコピー事情…募集しています
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【一般事務】ガイド平井実穂子