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精算方法が違うと金額が変わる!?

年末調整イコール「税金が戻ってくる!」…ワケではないんですが、この時期楽しみな戻り金。あなたはいくらでした?ジツは精算方法が違うと、「戻って来た!」額は違うんです。

執筆者:平井 実穂子

何年前だったか…12月の終わり、仕事帰りに飲みに行った時、スーツ姿の男性二人の会話が聞こえてきました。
会社が違うらしいお二人は、こんなことを話してました…。

Aさん「年末調整貰ったから今リッチ」
Bさん「俺も。12月は給料多いからいいよな」

年末調整を貰う?
別に給料が多くなってるわけじゃ…と、
心で事務担当者的ツッコミを入れつつ聞いてましたら…。

Bさん「で、いくら戻って来た?」
Aさん「○万ちょっと」
Bさん「
えっ!なんでそんなに多いの?!」,

どうやらAさんの「戻って来た」額と、Bさんのとは倍近く差があったようで、Bさんは不満そうな口ぶり…。

なんでと言われても…今更ですが、年末調整は税金キャッシュバック!とか、歳末税金免除フェアー(笑)じゃありません。戻らない事だってあります。

今年1年給料や賞与から控除された税金の総額と、
年末調整で確定した年税額との差額を返してもらっただけですから、他の方と比べて少ないからって、損してるわけじゃないんです。
むしろ、余分に納めてた額が少なかったという点では、得してるとも言えるんじゃないかな…。

「戻って来た」額の計算方法は2種類ある

ちょっとズレましたが…そもそもこの二人が「戻って来た」と言ってる額…。
いったいどの金額を指しているんでしょう?

話の内容から察するに…もしもこの二人に聞いてみたなら、こう答えてくれたんじゃないでしょうか?

Aさん「現金で返して貰った分」
Bさん「12月の給与の所得税欄。マイナスしてあったよ」,


…これで比べっこしたのなら、Aさんの方が多い理由は説明できるかも。

ジツは、年末調整の精算方法は大きく分けて2種類あり、方法が違えば「戻る」額も違ってくるんです。

さあ!あなたはDOTCH?≫

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