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海外で活躍するガイドさんに聞いてみました 4月23日は秘書の日(2ページ目)

4月23日は『秘書の日。上司が部下の日頃の労をねぎらい、プレゼントをしたり、食事をご馳走する日…なのですが、日本での知名度は今イチ。海外事情を調べてみました。(初出2002/04/19)

執筆者:平井 実穂子

【アメリカ】ガイドの大原朱理さんは…

「アメリカの大企業の友人は、この日に秘書に毎年花とちょっとしたプレゼント(スパのギフト券とかブロードウェイのチケット)をしているというのをきいたことがあります。
アメリカでは会社の中で特に男性が女性にプレゼントというのはセクハラまがいになるため、ほとんどありませんが、この日だけはおおっぴらにプレゼントできるみたいです」

大原さんもNYにお住まいですが、想像以上にアメリカのセクハラ問題は深刻そう…。このあたりもこういった『記念日』が定着する理由のひとつかもしれません。
お隣のカナダではどうかな?

【カナダで暮らす】ガイドの石川絵里さんは…

「私は、アメリカの会社のモントリオール支社(カナダ)で1年働いたのですが、ボスから何かプレゼントされたような経験は、ないです(残念)。

この機会に、身近なカナダ人に「Secretaries Day」についてたずねてみました。みんな、「Secretaries Day」は聞いたことがあるようですが、「AdministrativeProfessionals Day」という名前はあまり定着していない感じです。また、「Secretaries Day」がいつなのか、正確に答えられる人は、そんなに多くないようです。
直前になると、ラジオなどで「Secretaries Day」にちなんだキャンペーンなどが行われるようです。また、プレゼントをするのがポピュラーな行事(?)のようで、プレゼントとしては花や、夕食への招待などが一般的みたいです」


みなさまありがとうございました!

この記念日が日本に定着しないのは、『人』に『人』がつく、という組織でない事がほとんどである事と、プレゼント、という意味では、1ヶ月前のホワイトディが定着している事なのではと思うのですが(バレンタインディのお返しなので意味は違うんですけどね)どうでしょう?

ともあれ…さりげなくプレゼントやお食事でねぎらってくれる上司がいてくれるのは、もちろん嬉しいことですけど、
本来は秘書職の地位とスキル向上のために設けられたこの記念日。
自分の仕事ぶりが十分役立っているか、初心に帰って考える日、としてみるのも良いかもしれません。

(初出*2002/04/19)



【関連リンク】

IAAP(アメリカ秘書協会)
Administrative Professionals Dayについてはこちらを参考にいたしました
(英語)

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ガイド記事『大切な部下を連れてランチへ』
AllAbout【大人の食べ歩き・東京】ガイド伊藤章良さんおススメのフレンチレストランはここ。

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