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社会人の甲子園!?電話応対技術を競う大会です 電話応対コンクール!

『電話応対コンクール』ってご存知ですか?。全国大会出場を目指して、電話応対の達人が集った広島県大会にお邪魔してきました。電話応対の極意とは…チェックして下さいね!

執筆者:平井 実穂子

電話応対の技術を競う『電話応対コンクール』。
年に1度行われ、今年で第43回を迎えるこのコンクールの広島県大会にお邪魔してきましたので、ご報告いたしますね!

電話応対コンクールとは?

「財団法人電信電話ユーザ協会」に入会している企業の社員が、文字どうり、問題に沿って実際に電話の応対技術を競うコンクールです。
県大会の優勝者は全国大会に出場できます。企業と県を代表して…甲子園みたいですね。

第43回大会の問題は、「札幌パソコンスクール」という架空の専門学校の社員となって、パンフレットの請求をしてくれたお客様に電話をかけ、希望を聞き、コースの説明やスクールの案内をして、無料説明会にお越しいただけるよう、適切な応対をする…というものです。

お客様がどう答えるかは、予め決まっていますが、そう言っていただけるためにどういう受け答えをすればいいか…それは選手がそれぞれに工夫を凝らし、「自分の言葉」で応対しなければいけません。

《競技風景》
見学者は選手の競技の様子を会場から見る事が出来ますが、
審査員は別室で、拡声器から聞こえる
「声」だけで審査します。

広島県大会の出場者は、地区大会を勝ち抜いて来られた60名!
全部を見る事は出来ませんでしたが、同じ内容の受け答えを何度も聞ける機会など普通ありませんよね?
どうすれば相手に良い印象と興味を持っていただけるか…選手のみなさんそれぞれの工夫や、会社特有の言いまわしがあり、社内で当たり前になっていたり、自分が良いと思っている、電話応対を振りかえる事ができてたいへん勉強になりました!

また、審査員の気持ちとなって?壇上の選手を見ないように下を向いて、最初は声だけ、その後お顔を見るように見学していましたが、受け答えの感じがいいなぁと思った方は、みなさま電話を持つ姿もきれいなんです!

姿勢を正し、笑みを浮かべて、熱心に「聞く」姿は、電話の向こうにいる方にきっと伝わるハズ。見習わなくちゃ!

壁には会社から届いた激励のFAXが、次々と貼り出されていました。
会場に大応援団?を送りこんでいる会社も…。

問題を見ると、コールセンターのように、お客様との電話応対をお仕事にしている方向きの大会のようですが、参加していらっしゃる方は、総務部等に所属している事務職の方も多かったです。

普段あまり表に出ることのない、事務系社員には、またとない晴舞台かもしれませんね。

このコンクールで問われる、電話応対の極意とは?≫

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