ザカティーコンサルティング
前身は、日本キャップジェミニで、NTTデータグループの資本参加により、2005年から社名を変えて、ザカティーコンサルティングとなっています。業種は広い業種をクライアントとしており、業種という区切りというよりも、SAPなどのパッケージソリューションが強みの領域といえましょう。3社間でサービス領域に合意があるのかどうかは不明ですが、外から観察するに、およそこのようなすみわけになっているのではないかということで分析しました。
今後の動向は?
今後は中間持株会社設立では、「コンサルティング会社間の連携強化を図り、一体となってビジネスに取り組むことによるスケールメリットの享受、ナレッジやメソドロジーの共有化による、新たな価値創出により、一層のコンサルティングビジネスの強化・拡大を図る」ことを目的とする、としています。今後は、よりサービス領域を明確にし、会社同士で連携することによって、グループとして質の高いコンサルティングサービスを提供できるようなマネジメント体制にシフトしていくものと思われます。
違いが分かりにくいといわれていたNTTデータ傘下のコンサルティング3社ですが、今回のアクションにより、より分かりやすい形になっていくのではないでしょうか。