地頭力とコンサルタントの関係
地頭力はコンサルタントの必須スキルである。 |
この記事では、私は地頭力を次のように定義しました。
「既存の知識や方法論を使わず、たとえ知識の全く無い未知の分野であっても、自分の頭と常識だけを頼りに、自分なりの切り口や捉え方で、物事の本質や問題の根本に近づくことが出来る人」
(既存の知識方法論に頼らず、自分なりの考えでというとこが重要です)
地頭力は、コンサル業界では古くから使われていた言葉
さて、この「地頭力」というのは、最近作られた新しい言葉のように思われていますが、コンサルティング業界においては10年以上も前から「地頭」という言葉が使われていました。コンサルタントとして、どういう人が向いているか? という採用の話になると、多くコンサルタントがまず初めに「地頭力がある人」ということを挙げます。
コンサルタントには地頭力が必要。
まずは、地頭力重視で採用したい。
地頭で考えられる人がコンサル向きだ。
といった具合です。コンサルタントの必須能力の筆頭に、この「地頭力」が挙がっているのです。
では、どうしてコンサルタントの仕事では地頭力がそれほど重視されるのでしょうか。地頭力がないと、なぜコンサルタントの仕事が出来ないのでしょうか。