プロジェクトの進み方
プレス発表の格好いいところだけ見ると、番組の冒頭でもいっていたように、「コンサルタントは優秀な人な高度な理論でさっそうと仕事をする」といったイメージになってしまいますが、実際には、さっそうとこのような成果がでてくるわけではありませんよね。実際のプロジェクトはどのように進んだか、というところはTVでは詳しく取り上げられませんでしたが、プロジェクトが立ち上がってからサービスインまで1年半、その間に検討された資料は分厚いファイル5-6個になっているのが映し出されていました。
iPodのビジネスモデルを参考にして現在のビジネスプランを作りったと番組では言っていましたが、市場・競合分析といった見出しから、技術検討といったものまで、さまざまなことが検討されてきたようです。
そのあたりの裏の苦労について番組ではもう少しクローズアップして欲しかったとは思いますが、週一回秋葉原に通うようになったといったことや、まずは、カメラを買って写真をとる習慣をつけたとのことなど、地道なエピソードも紹介されていました。
最終的には、ビジネスモデルを策定するだけではなく、ネットサービスとして動くものとして実現させ、サービスインのプレスリリース発表現場に立ち会うにいたるまで一貫してベリングポイントが関わったようです。
コンサルタントは企画だけではなく、最後まで責任をもって関わるというところのイメージがつかめるのではないかと思います。