秘密のベールに隠されたクライアント
コンサルティング会社のわかりにくいところに、いったいどういうクライアントを相手にどういうコンサルティングをしているのかわからないというのがあげられると思います。コンサルティングプロジェクトでは、企業の経営の核心部分にかかわることが多いため、コンサル会社とクライアントの間には、守秘義務という、約束があります。これはプロジェクト内容はもちろんのこと、クライアント名も言ってはならないというものです。この守秘義務があるから秘密のベールに包まれてしまっているのです。
実際のところがわかったらいいのに……。しかし、いろいろと調べてみると、クライアント名つきで何をやっているのか公表されているケースもあるのです。
今回はそのようなケースを探ってみましょう。コンサル会社の仕事のイメージがより具体的に湧いてくると思います。
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