日立のコンサルティングビジネスをおさらいする
さて、日立がとりくむコンサルティングビジネスについて、すこし過去にさかのぼってみてみましょう。もともと2002年7月に、日立におけるコンサルティングを行う子会社として「エクサージュ」が誕生しました。日立ブランドとは一線を画し、エクサージュというネーミングを冠することで、中立的なイメージを狙ったものと当初はいわれていました。多くのコンサルタントが他社より移籍してきたという話を聞いています。
それが、今年4月、あえてエクサージュという名前を廃して、「日立コンサルティング」に名称を変更しました。日立というわかりやすいブランドネームを使うほうが、位置づけも明確で、お客様にも理解しやすく、逆に安心感があるいということのようです。
ブランドネームも「日立ブランド」となり、ここで、一気に陣容を拡大するフェーズに入っています。
今回の動きは、日立本体にあったコンサルティングの担当チームを、日立コンサルティングに移籍させることで、コンサルを担うのは日立コンサルティングという立ち位置を内外に明確にしたということでしょう。