学校事務作業の効率化の流れ
だいぶ昔になりますが、「東大、コンサルティング会社指導で大学事務作業を3割削減」という記事がありました。国立大学の独立行政法人化といったことが契機になったり、私立大学や専門学校においても、生徒数減少による競争激化を契機に、学校運営自体の効率化を推し進めようという流れが継続しています。
学校事務の分野はITの導入がおくれていたこともあって、IT化やBPRによる効率化の余地がまだまだ残されているのだと思います。
学校を専門的にやりたいのですけれども?
「学校を専門にやりたい」という方もいらっしゃるようですが、学校のコンサルマーケットは、コンサルティング会社にとってはそれほど大きなパイではないので、専門のコンサルタントを育成したり、専門の担当組織をつくったりするようなことはないでしょう。学校のコンサルティングを担当するコンサルタントは、事務系のBPRなどを多く経験したコンサルタントが、学校も担当するという形が殆どだと思います。
たまたま担当が学校だったということで、学校以外にもいろいろなクライアントのコンサルティングを行うことになるでしょう。
それでも学校にこだわる方は、次の「学校むけの業者」を考えてみてください。