コンサルタントで働く/コンサルタントの仕事

コンサルティング勉強会に潜入(3ページ目)

先日、学生向けに現役コンサルタントがコンサルティングについての勉強会を開催しました。生々しい現場の話が続出しました・・

執筆者:大石 哲之

コンサルタントの意外な使われ方?

「コンサルタントを使うケースは大きくわけて次の2つがあると思う。ひとつは単純に社内のリソース不足。人が足りなくて出来ないから、社外に頼んでやってもらう。

もう一つは、社外の視点でモノをいってもらいたい場合。最初からある程度結論は決まっていて、社内的には大体こういう方向性でいきたいと考えているのだが、改革を推し進めるにはどうしても現場の声などがあり、社内では政治的にも難しい場合がある。

そういうときに、コンサルタントに間にはいってもらって、アクセンチュアさんが言っているんだから、ということで改革をすすめていくという手法がある」

「似たような場合で、ある案があって、まだちゃんと調べてないけど90%くらいの確率で大体そうだろうなぁとおもっている案があるとする。そういうのをコンサルタントをつかって"確証の根拠作り"してもらうことがある。100%の確証が得られるようにデータやリサーチをくっつけてもらう。

取締役会とかに上げる為には、現場の感覚としてそう思います、程度ではだめで、やっぱりちゃんとした論理やデータが揃っていることが必要。それをそろえるお手伝いをコンサルタントに依頼してくるケースも多い」

次回はコンサルタントの業界分類などについて、勉強会でのお話をレポートいたします。
【編集部おすすめの購入サイト】
Amazonでコンサルタント関連の書籍をチェック!楽天市場でコンサルタント関連の書籍をチェック!
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます