コンサルタントの意外な使われ方?
「コンサルタントを使うケースは大きくわけて次の2つがあると思う。ひとつは単純に社内のリソース不足。人が足りなくて出来ないから、社外に頼んでやってもらう。もう一つは、社外の視点でモノをいってもらいたい場合。最初からある程度結論は決まっていて、社内的には大体こういう方向性でいきたいと考えているのだが、改革を推し進めるにはどうしても現場の声などがあり、社内では政治的にも難しい場合がある。
そういうときに、コンサルタントに間にはいってもらって、アクセンチュアさんが言っているんだから、ということで改革をすすめていくという手法がある」
「似たような場合で、ある案があって、まだちゃんと調べてないけど90%くらいの確率で大体そうだろうなぁとおもっている案があるとする。そういうのをコンサルタントをつかって"確証の根拠作り"してもらうことがある。100%の確証が得られるようにデータやリサーチをくっつけてもらう。
取締役会とかに上げる為には、現場の感覚としてそう思います、程度ではだめで、やっぱりちゃんとした論理やデータが揃っていることが必要。それをそろえるお手伝いをコンサルタントに依頼してくるケースも多い」
次回はコンサルタントの業界分類などについて、勉強会でのお話をレポートいたします。