顧客の成功を加速させる
ここまでくると、もはや名前の通った企業であれば、どこもコンサルタントを活用しているといって間違いはないでしょう。経営に問題を抱えている企業は見あたりません。どこの企業も、コンサルティングをさらなる経営強化のために使っています。優良企業がさらなる価値向上をめざして、コンサルティングを利用しています。
私が昔いたファームの、会社のミッションにこんなキャッチフレーズがありました。
「to help our client more successful」
「to help our client create the future」
"more successful" "create thre future" というところがポイントだと思います。実に的確にコンサルタントの役割を表した言葉だと感心しています。
「顧客をさらに成功させる」「顧客の未来を創造する」
近年流行のテーマは、「新規事業への進出」「ERP、SCMの導入」「CRMの導入」「成果主義人事制度の導入」などです。どれも新しいチャレンジを伴うやりがいのあるテーマと言えます。リストラなどの後ろ向きなコンサルティングもやらないことはないですが、やっぱりコンサルティングというのは、未来にむけた明るい仕事でありたいものです。
あとは、以前の記事に書きましたが、コンサルティング料はかなり高額で、余裕のある企業しか払えない、という裏事情もあるのかもしれません。
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時間あたり10万円?コンサルティング料っていくらほどなのでしょうか?また、どのように料金は決まるのでしょうか?また、近年導入されつつある成果報酬コンサルティングについても解説します。