ハワイには、年間630万人(日本から約150万人)もの観光客が世界中から訪れます。そんな魅力溢れる常夏のハワイで波と風に抱かれて暮らす-誰しも一度は心の中に描いてしまうような光景です。「海外移住」というと、ものすごく大変なことのように聞こえますが、ホントのところ、どうなのでしょうか?実際にハワイに移住した方にうかがってみました!


サニーさんの決断
ハワイでのお仕事と生活
ハワイ移住のステップ


サニーさんの決断

ハワイ移住
今回取材にご協力いただいたのは、ハワイのマウイ島で生活する神谷早苗(サニー)さん。よくお名前で女性に間違われるそうですが、たくましい男性です。1962年に福岡で生まれ、地方公務員から消防隊に入り、その後レスキュー隊で10年を過ごします。ひょんなことからニューヨーク市消防局の知人の紹介でアメリカにわたることになり、それがきっかけでマウイに移住することになりました。現在、マウイ島の旅行情報サイト、「マウイのことなら、マウイの達人」の運営をはじめとして、毎年約2万2千名の旅行客のステキな想い出づくりのお手伝いされています。

-なぜハワイに住むようになったのですか?
ハワイに住むようになったキッカケはいくつかあるのですが、一番決定的だったことは、気候でした。7ヶ月間も冬が続き、いつも曇り空のニューヨークに住んでいたときに、たまたまテレビで見た、「いつも夏気分で明るく楽しく過ごせるハワイ」に魅力を感じました。

なぜ、ハワイであって、他の場所でないかは、ハワイの青空、光と風に心を惹かれたからです。

-移住前の準備期間はどのくらいでしたか?
1週間くらいです。日本からニューヨークに渡ったときは永住権ビザ取得に約6ヶ月ほど、掛かったと思います。

-移住にはどれくらいの資金が必要でしたか?
12年前なので、ハッキリ覚えていませんが、福岡から東京のアメリカ領事館に面接に行った費用が宿泊込みで12万円程度、また、福岡からのニューヨークまでの片道切符が8万円弱、そして、ニューヨークで生活をはじめるのに掛かったお金が20万円くらいなので、移住にかかったお金は合計で約40万円だったと思います。

-移住に際して克服したハードルというようなものはありましたか?
やはり、英語の読み、書き、話すがまったく、できなかったことです。博多で通っていた中学生当時は勉強に興味がなく、高校は工業高校だったために、英語の必要性もなかったこともあり、私の英語レベルは幼稚園児くらいだったと思います。

どうやって、英語のハードルを克服したかというと「救急隊員になる」という目的を達成するための勉強によって自然に越えることができました。

移住してすぐに、ニューヨークの救急隊員養成所に通いながら、解剖生理学や救急技術指導マニュアルを勉強し、約2年間は日本語を書かず、読まず、また、一言も話しませんでした。田舎でしたので、周りに日本人は誰も住んでいなかったこと、また、日本のテレビ番組やネットもその当時は普及していなかったことも私にとっては、有利に働いたと思います。


ハワイでのお仕事と生活

ハワイでのお仕事と生活
-ハワイでのお仕事はどのような仕事ですか?
現在は、旅行業とネット通販、牧師、国際消防コーディネーター、アメリカ商品輸出代行が主です。

以前は、スクーバダイビングのガイド、観光ツアーガイド、通訳&翻訳、各種イベントコーディネーターをやっていました。

-どんなときにハワイに住んでてよかったなーと思われますか?
私が住んでいるのは、ハワイの中でも、もっとも人気があるマウイ島ですが、ハワイに住んでてよかったなーと感じる瞬間は・・・

・仕事で疲れたとき、歩いて3分で白い砂浜のビーチに行って泳ぐとき
・車で1時間30分で行ける3055mの火山の山頂で、満天の星をみるとき
・透明度50mの海底20mの砂地で昼寝をするとき
・森林浴をしながら、渓流の滝に打たれるとき

-「自然に抱かれて生きる」そんなキーワードが浮かびますね。逆に、強いて言うとハワイに住んでて困ったな、イヤだなと思うことはありますか?
そうですね。ハワイというか、マウイに住んでて困ったことは、日本の本が簡単に入手できないこと。それから、焼き鳥屋さんがないこと。

イヤだなと思うことは、物価が年々高くなっていくこと。



なるほどなるほど。リアルな生活が見えてきますね。こんなハワイ生活を満喫するために、いったい何から手をつければいいのやら?!次のページをご覧ください!