面接を受けるときも、実際の職場での会話でも「時事ネタ」に強くなっておくということが非常に大切です。なぜなら、みんなの話題の半分は「今世の中で起きていること」についての話だからです。


「時事ネタ」がなぜ大切なの?
時事ネタに強くなるには、まず興味
大切なのは、単語です


「時事ネタ」がなぜ大切なの?

「時事ネタ」がなぜ大切なの?
時事ネタは面接のキー
9月の末から10月の頭にかけて、アメリカに出張する機会がありました。いろんな人と会話をするチャンスがあったのですが、そのときに気づいたのは、「時事ネタ」の大切さです。

ちょうど、リーマンブラザーズの破たんのタイミングと重なったことから、多くの会話は経済がらみでした。「誰がどういう影響を受けるのか?」「そもそも誰が悪かったのか?」「政府はどのように対応すべきか?」などなど、話題はつきません。

また、大統領選挙を控えて、オバマ候補 VS マケイン候補のディベートも話題をさらっていました。アメリカでは大統領候補がテレビで直接ディベート対決をするのですが、この放送をほんとうにたくさんの人が見ています。なにしろ直接対決なので、対応ひとつひとつが支持率を左右しかねません。私がいた間には、副大統領候補同士のディベートがあったのですが、次の日には「あの発言はいただけない」「昨日、どちらに投票するか決めたよ」「思ったよりうまくやったね」といった話題でもちきりでした。

巷での話題に上っていれば、当然面接の機会にもオープニングの話題として時事ネタが取り上げられることもありますし、特定の事柄についての意見を求められることも少なくありません。

「時事ネタ」を上手に手なずけるためには、どのような工夫ができるのでしょうか?



時事ネタに強くなるには、まず興味

日本人に比べて、欧米人は議論が大好き。政治にしても、経済にしても、「トピックに対して自分の意見を述べる」ということに慣れていますし、概して好む傾向があります。

つまり、わたしたちが時事ネタに弱い理由のひとつとして、そもそも日本人は「日本語でもあまり時事問題について議論していない」ということではないかと思うのです。

時事問題の難しさは、つけ焼刃ではどうにもならない点です。今日の新聞の内容を薄っぺらく理解していたとしても、事件や事柄の流れを理解していなければひとつの意見としてまとめることはできません。逆に、政治や経済のバックグラウンドを理解していれば、話題の特殊性に左右されずにある程度の意見をまとめることができるというのも事実。

そういう意味では、日ごろから「時事ネタ」に興味を持ち、幅広く全体像を理解するように心がけておくということがひとつの対応策になります。その際、いきなり英語(やその他の言語)ですべてを理解しようとすると挫折しがちなので、まずは日本語で理解することをお勧めします。

日本語で時事ネタを興味をもって収集し、それぞれのトピックについて自分の意見を持つ、という習慣をつけることができれば、たとえ言葉がさほど流暢でなかったとしてもなんとかなるでしょう。一方、どんなに言語に長けていたとしても、「そもそも意見がない」状態であれば「中身のない人」と思われても仕方がありません。

次のページからは、時事ネタに強くなるためのもうひとつのポイントについて触れていきます。