CPAからインターンのチャンスが!
結局勉強を始めてから1年半後、ようやく圭子さんは、CPAすべての科目に合格することができ、晴れて資格取得者と名乗れるようになりました。同時に圭子さんは、資格取得と平行して、就職活動もしていたんです。
試験に向けて勉強する一方で、国内の会計事務所に勤務する人や、海外で働いたことのある人たちとできるだけ多くのコンタクトをとるように努力していたといいます。そんな人の繋がりから、「インターンシップに応募してみたら?推薦するよ」そんな一言をもらうったのです。
日本に比べるとインターンシップという制度が根付いているアメリカでは、正式な採用をする前に試用期間を設けることがよくあります。特に学生の場合だと「インターンシップ」という呼び方をするのですが、圭子さんのようにアメリカでの就業経験が浅い場合には、同じインターンの枠で働かせてもらえる可能性があるとのこと。
渡米、そして正規就職へ
それでもCPAという資格を取得したことは、そんな彼女に自信とチャンスを与えてくれました。実際に仕事の中でもその知識を活かすことができる喜びを味わうこともできました。
具体的にインターンとしての彼女が行ったのは、アナリストのお仕事。つまり、企業会計にまつわる書類に目を通し、財務状況を分析します。メインのコンサルタントのアシスタントという位置づけで、調査分析を行ったり、プレゼンテーションの下準備をしたり。
そんな実務を地道にこなし続け、3ヶ月の約束だったインターンが終了する頃。上司から、正式な採用のオファーをもらったと。ほんとうにうれしそうに報告をしてくれた日のことをよく覚えています。
すぐ行動できることはたくさんある
圭子さんのような例は実際にはまれかもしれません。しかし、やる人はやるのです。
小さな、小さな一歩から。
「海外で働く」
その響きに憧れの気持ちを抱くなら。
今から「すぐ」できることはたくさんあります。
たくさんのチャンスのうち、たったひとつでもいいから自分自身でつかんでみること。
それは、自分の人生に正面から向き合い、その質を高めていくのに必要な最初の一歩であるように思います。
【関連リンク集】
▼海外で役立つ資格
やっぱり役立つ!海外で通用する資格情報 from All About[海外で働く]
CPA・FP・BATICの資格情報 from All About[海外で働く]
通訳・ガイド・旅行の資格情報 from All About[海外で働く]
日本語教師への最短資格 from All About[海外で働く]
▼海外就職セミナー・イベント情報
国際派就職サイト セミナー・イベント情報<メールマガジン>(※停止中)
スペースアルク・ニュース<メールマガジン>