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夢の生活(2) パリ編 花の都パリで働く(3ページ目)

セーヌの流れにシャンゼリゼのオープンカフェ、荘厳なノートルダム寺院からアートの香り溢れるモンパルナス。次から次へと洗練されたイメージを抱かせずにはいられないパリ。こんな場所で働くことができたなら!

執筆者:須子 はるか

▼パリの生活費
日本に比べて、物価はさほど高いとは感じないでしょう。特に食材は、比較的安くバラエティに富んだものが並びます。

生活費でもっとも気になるのが家賃。というのも、パリは慢性的な住宅不足。特に一人暮らしに最適なワンルーム(ステュディオ)で条件に合う物件を探すのは至難のワザ。

全体的な目安としては、月収1000~3000ユーロに対して、家賃で350~600ユーロ、生活費として350~750ユーロをみておく必要があるでしょう(「海外で働く」 2003年度版より)。


▼フランス流働き方の極意
これは、私の友人を見ていても思うのですが、フランスでは「仕事は生きるためにやむなくやるものである」という意識を持つ人が多いようです。そのような意識から、基本的に残業や休日出勤は非常に少なく、また有給休暇の消化率もほぼ100%。

休暇には、家族や友人でゆっくり過ごし、普段から趣味に時間をたっぷりと割く。ある意味ほんとうの「豊かな生活」を得ることができる環境が整っているといってもよいのかもしれません。


憧れの街パリも、一歩踏み出してみればそれほど遠くない存在になりえます。特に日本のワークスタイルに疑問を持つ人は、一度その違いを体感してみると目からウロコが落ちそうです。

【関連リンク集】
パリに暮らす 地球ライブラリー
在日フランス大使館ビザ
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