海外で働く・転職する/海外での仕事・働き方

夢の生活(2) パリ編 花の都パリで働く(2ページ目)

セーヌの流れにシャンゼリゼのオープンカフェ、荘厳なノートルダム寺院からアートの香り溢れるモンパルナス。次から次へと洗練されたイメージを抱かせずにはいられないパリ。こんな場所で働くことができたなら!

執筆者:須子 はるか

▼フランスのビザ事情
一般的なビザは、臨時滞在許可証と呼ばれており、さらにその中で「通常労働許可」「学生対象の一時労働許可」などに分かれています。通常労働許可の有効期限は1年で期間内は自由に転職可能。学生対象の一時労働局のほうには、労働時間の制限があります。

取得の条件は「フランスの経済的・文化的発展に著しく貢献する者」であり、さらに企業からの給与所得者の場合には、「幹部の肩書がついていて、フランス人では代行できない特別な職に就いていること」が条件。

ところが、例外として、通訳・翻訳家、ファッションデザイナーなどの職種が対象のフリーランス向けの労働許可というビザあります。許可条件はフランス語力とがあること、フランスの職業専門学校を卒業していること、安定収入を得るだけの能力を証明できること、などですが通常労働許可以外の道として知っておいて損はないでしょう。

ビザ取得の手続きは、比較的複雑で、通常は雇用主が弁護士を通して行います。また、発給までに3カ月以上かかることが多いので時間の余裕をもって申請をしましょう!


▼ワーキングホリデーという選択
上記のような労働ビザの取得は難しそうだ、という方に実は大変素晴らしいオプションがあります。それは、ワーキングホリデーという選択です。

両国の若者に他国の文化や生活習慣を経験する機会を与えることにより、国際理解を深める事を目的としており、原則として1年間の休暇に加え、生活費を補うための就労を許可されていることです。

満18歳以上30歳以下であること、子供を同伴しないこと、以前にフランスワーキングホリデービザを取得したことがないことといった条件を満たせばこのワーキングホリデー制度に応募することが可能です(詳しい条件はこちら

取得に際しては、フランス語の優劣は関係なく、確かな目的と意思が重要視されています。


▼日本人の求人状況は?
日本人の比較的多い業種は、飲食業、旅行業、翻訳、通訳。やはり「日本人でなければ」という職業が上位を占めます。また、ファッションの中心地ということで憧れブランドの販売員などの募集もちらほら。

バブル崩壊によって、日系企業の撤退が相次ぎましたが、それが落ち着いた後には、経費削減の目的で日本からの駐在員を現地スタッフに入れ替える傾向があるようです。これは、ビザの問題さえ解決できれば非常にうれしいチャンスといえますね。

求人情報は、在仏日本人会のサイトや、パリで発行されている現地日本語メディア「OVNI」などで手に入れることができます。こうして仕事を得ることができたら、今度は生活です。憧れのパリで暮らすには、いったいどれくらいの生活費がかかるのでしょうか?
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