無事に書類選考を通過すると、今度は面接になります。特に海外の求人広告に応募した場合は、現地で採用試験を受けることになります。企業側が本採用をほぼ確定しているような場合には、費用を会社が負担してくれることもありますが、これは稀なケースと思ってよいでしょう。自己負担で1週間程度は滞在できるだけの資金は必ず用意するべきです。
このように運良く一箇所で採用が決まったとしても、15万円程度は必要です。いくつかの企業を訪問するような場合にはこの倍の30万円は考えておくことをおすすめします。
▼就労ビザの取得

例えばアメリカでビザ取得のために弁護士に支払う金額は通常3,000ドル以上。申請に時間がかかった場合などで追加請求されるケースもあります。代行業者や弁護士を通さずに手続きをすることは、専門的な知識が必要になることもあり、現実的には難しいようです。
ただし、会社が負担してくれることもありますので、採用時に本決まりになる気配があればさりげなくこの点を確認しておくべきでしょう。ただし、あまり早い段階で会社負担を話題にすると採用プロセスに影響することがないとも限りませんので、この話題には細心の注意を払うようにしてください。
晴れて現地に出発できる!と浮かれていると現地での収入が入ってくる前に支払わなければならない費用を忘れてしまいがち。