やってしまった・・・「留学経験」がデメリットとなってしまうときとは? |
「留学経験があること」のメリットまたはデメリット
実際に働き出した後、職場に自分が慣れ親しんだ留学生活の習慣や振る舞いを持ち込んでしまうことがあります。
「アメリカでは〇〇〇だったから。」というような一方的な感情をもち、異国の文化を日本国内で優先してしまうようなケースです。 帰国後まもなくは、まだまだ自分が留学生である(であった)という自覚が強いため、「留学経験者」という枠に自分を当てはめ、自らを特別扱いしようとする心理が働くことがあるようです。また、「留学経験」という事実により、他人との差別化を図ろうとする現れを言動で示すことが多く見られます。
こうしたことが企業や実社会で受け入れられることはあまりなく、むしろ場合によっては自分勝手な行動や考え方の持ち主だと思われることさえあります。
日本では日本の振る舞いや考え方があるということを十分理解することが大切であり、この部分の切り替えが自身の中でできないうちは留学経験は不利に働いているといっても過言ではないでしょう。 逆に留学経験が有利に働く場合は、こうした異文化の違いを十分理解した上で、職場での仕事や人間関係を築くことができた時。
語学力を最優先した職場は非常に限られており、多くの場合、留学生に求められるものは、幅広い視野と豊かな創造性、異なる環境への柔軟性などの実践的なスキルと人格であると考えられます。