外資で働く・転職する/外資への転職ノウハウ

転職コンサルタントが語る「転職の現実」Vol.1 採用される人(9ページ目)

企業の採用に精通し、多くの転職成功者を見ている転職コンサルタント。外資系・語学系に強い人材紹介会社に最近の求人状況と、企業が求めている人物像をききました。転職のエキスパートが語る転職現場。

執筆者:柏木 梨花

<回答>
ブライトキャリア
営業開発部長 片山恒雄さん

企業は常に人材を求めている


IT業界のニーズは多いですね。特にIT技術者が不足しています。
また、潜在求人(求人広告やネットなどで公開されていない求人)は根強くありますね。景気が悪くても、いい人・スペシャリストは欲しい、というのが企業のニーズです。

企業に評価される人物は会った瞬間にわかります


「バイタリティのあるスペシャリスト」はどの企業も欲しがりますが、なかなか企業が求めるもの100%備えた人もいないのも現状で・・・
人の気持ちがわかること、は大切ですね。自分に何をして欲しいのかを察知・判断できる人、先を読める人、1をきいて2、3、4、5と理解できる人。こういった人は企業の評価が高いです。最近の傾向として、自ら積極的に動ける人が少なくなっているように感じます。常に「待ち」の姿勢で行動力、判断力、柔軟性を活かさない、さっぱりしていると言いますか、諦めが早い人が多いですね。任されたらとことんやる、と言う人が減ってきているように思います。
勿論、中には兼ね備えた素晴らしい人もいて、そういう人は表情、ことば、態度、挨拶などに出ます。ぱっと会った瞬間に伝わります。最近は、選考に適正テストなどのツールを使う企業も多いですが、人材を見極める人事の力量も問われているかもしれません。

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