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敵を作らないコツ…「八方美人」大作戦!(2ページ目)

どんなに自分が望んだ仕事でも、人間関係がぎくしゃくしたのではやる気も半減。そこで提案したいのが、いい意味での「八方美人」になること。無駄な敵を作らないコツを学んでみましょう。

執筆者:泉 まつお


下手な謙遜は逆効果。
がんばったことは素直に「がんばった」と言うべし!


あなたが努力した結果、好成績を収めたり、いち早く昇格したりすると、知らず知らずのうちに「ねたみ」という名の敵を作ってしまうことがあります。
それを避けるにはどうしたらいいか。

ヒット企画を次々に打ち出し、主要プロジェクトに抜擢されたBさんは、こんな方法で敵を作らずにここまでやってきました。


Bさんの企画が成功し、社内で表彰された彼女のあいさつは、
「ありがとうございます。今回は本当にがんばっちゃいました。またこれからもがんばります!」

「Bさんって、いつも当たる企画を考えて、すごいですね」と言われたBさんの答えは、
「ありがと。だって、がんばってるもん♪」

そう、Bさんは、自分ががんばって成果が出たことについては、素直に「私はがんばりました!」と言っているのです。

これに対して、
「成功したのは皆さんのおかげです。私一人では何もできませんから…」
「たまたま企画が当たっただけですよ」

という答えをしていたとしたら、どうでしょう。

こうした会話は、一見、謙遜していて敵を作らないように見えますが、彼女の活躍が明らかであればあるほど、それは嫌みに聞こえてしまうはず。

いいじゃないですか、がんばったのならがんばったと言えば。
そのほうが清々しくて、まわりも好感を持って受け入れてくれるはずです。

大してがんばっていないのに、「私、がんばったの!」と自慢するのは、逆効果ですけど…ね。
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