女性の転職/女性の再就職・職場復帰

エイジレスビューティ 冨田リカさん 前編(3ページ目)

41歳の時に読者モデルとして、雑誌『STORY』に登場した冨田リカさん。雑誌にとどまらず幅広くご活躍されています。「美しい年齢の重ね方」やリカさん流の「自分の磨き方」などについて、お話をうかがってきました。

執筆者:川崎 あゆみ

“あえて挑む”姿から伝えたい

-(ガイド)「いつも何かに挑戦する姿」。なるほどリカさんは、そうした挑戦を通して同世代の女性にメッセージを送っていらしたのですね?

辛いことこそ、自分を成長させてくれる。楽なことに逃げないこと。
皆さんから「冨田さんに元気をもらってます」というメッセージをたくさんいただきます。嬉しいのですが、その半面、つまり、「私には、これはできない」「私の年齢では、もうこれはやれない」と自分に制限をつけている人が多いということなのかなと感じます。

例えば、昨年の12月から始めたマラソンもそうです。実は最初の練習では、10分走って息切れしていました。その状態から、たった1ヶ月の練習で、フルマラソンを走るなんて非常識な話です。でも、「やる」って決めたのだからと、仕事の合間を縫って、一生懸命練習をしました。出来る限りの練習はして大会が開かれたタヒチに向かいましたが、前日まで現地で撮影があり、非常に過酷な状況でした。当日は、無理をしないということでハーフマラソンに切り替えましたが、それも「一歩も歩かない」ということを心に決めてのことです。

走っている間は、本当に辛い。でも自分との戦いなんです。へこたれそうになると、「お前はそんなものか」「口ほどにもないやつだ」って自分に言いきかせる(笑)。やると決めたら、とことんやるんです。社交ダンスも、初めて教室に行った日に、「大会は、いつあるんですか」と聞くと、先生が「2ヶ月後です」と。ならばと2ヵ月後のダンス大会に間に合わせるように猛練習しました。体育会系でしょう?(笑)

「しょせん無理」から抜け出すこと

また一つ成長できる。輝けるって思えば辛いことも乗り越えられますよ。
輝きたいなら辛いということにもあえて挑戦すること。辛い状況の中からでしか、本当の自分磨きはできないと思っているんです。でも、年齢を重ねると、「もう、しょせん無理」っていうところから前に進めない人が多いですよね。私がミニスカートをはくのも、この年齢だからミニスカートなんて似合わないし、はけないものという壁を破りたいからです。そんな挑戦を、私が芸能人やタレントではなくて、一般の人と同じ立ち位置でやるところに、私の存在価値があると思っています。



残念ながら前編はここまでです。リカさんパワーが、ビシバシ感じられるお話でしたね。この続きは後編をお楽しみに♪

冨田リカ Official Web Site

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