女性の転職/女性の再就職・職場復帰

エイジレスビューティ 冨田リカさん 前編(2ページ目)

41歳の時に読者モデルとして、雑誌『STORY』に登場した冨田リカさん。雑誌にとどまらず幅広くご活躍されています。「美しい年齢の重ね方」やリカさん流の「自分の磨き方」などについて、お話をうかがってきました。

執筆者:川崎 あゆみ

“読者モデル”にこだわる理由

-(ガイド)年齢といえば、リカさんは41歳で「読者モデル」になり、その後もずっと「読者モデル」であることにこだわっていらっしゃるそうですね。それはなぜですか?

「40歳を過ぎてもこんな風にいられるなら、私も早く年を取りたい」と言う20代の若い子もいるんですよ。
私は、カメラの前で綺麗にメイクをして、用意されたお洋服を着るということに、元々興味がなかったんです。人前で何かするのが苦手だったし、タレントさんとして仕事をしていくことや自分の内面が出せない仕事にイメージが持てなかったんですね。だから、それまでにモデルのお話は何度かいただいていたのですが、お断りしてきたんです。

それを40歳過ぎてお受けしたのは、それまで勉強してきたことや自分の中で高めてきたことをやっと形にしていけると思ったから。「自分らしさ」とか、「アイデンティティー」を大事にできる仕事がしたい。それが読者モデルであれば、可能であると考えました。

今まで、私は見かけを磨くことに注力するよりも、「自分探し」や「自分育て」をずっとしてきました。中年世代は、内面にあるものが表に出てくる年代です。そうした生き方や考え方を多くの皆さんに伝えたいけど、文章や言葉ではなかなか難しい。だから40歳半ばを過ぎても「いつも何かに挑戦している姿」で、伝えていきたいと思っているんです。私の姿を見て、生き生きと過ごそうと思う一つのきっかけになれたらいいと思っています。

読者モデルをはじめ、社交ダンスに大学への編入、そしてマラソンにと、いろいろなことに挑戦している冨田さん。それにはこんな理由が!>次ページへ
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます