女性の転職/女性の再就職・職場復帰

採用担当者の「こんな人はいらない!」

面接担当者が「採用したくない、しない」という人は、時間にルーズ、礼儀が身についていないなど、基本的なことから、「見た目」が悪い人など、いくつかの例をご紹介しています。

執筆者:川崎 あゆみ

再就職を望む方たちにとって、面接は履歴書で表すことのできなかった自分を採用担当者に対して直にアピールできる絶好の機会です。でも「守るべきルールが守れない」、「礼儀が身についていない」という人は、採用担当者に「採用したくない」と思われてしまいます。一体、どんな人が採用されないのか見てみましょう。

約束を守れない人

せっかく面接にまで進めたのに、遅刻で採用の可能性を水の泡にしてしまうなんて、もったいない!
社会人として、いえ人間として守るべき基本中の基本ルール「約束を守る」ということができない人が結構います。ここで言う約束とは「指定された時間通りに、面接の場所に来る」ということですが、当然のことながら「遅刻」は、採用担当者に良い印象を持ってもらえません。

中には、時間に間に合うように家を出ても、交通機関の遅延トラブルや、来る途中に気分が悪くなるということも考えられます。その場合は、なるべく早めに担当者宛に電話を入れる必要があります。「○分ぐらいには、そちらに到着できると思います」と伝えられたら、多少は印象も違うかもしれませんが、基本的には、遅れることのないように万全を期しておきたいものです。

連絡なしに来ない人、連絡なしで遅れてくる人は論外。遅れても会場にやって来る方が、はるかによいのですが、理由にかかわらず「遅刻」したことで失うあなたに対するイメージは、はかりしれません。残念ながらビジネスの場では、「時間を守れない」ということは、「責任感、自覚がない」ということとイコールになるのです。

マナーが身についていない人

たとえ、採用担当者じゃなくても、もし採用されたら一緒に仕事をする人たち。お茶を出してもらったら、必ずお礼を
ドアをノックもしないで、ガチャンと開けて入ってくる。お辞儀・挨拶ができない。こうした最低限の「マナー」が身についていない人は、「粗忽な人」という印象を与えてしまいます。基本の入退室の仕方を確認しておきましょう。

入室の際
ドアをノックし、「どうぞ」と言われたら入室します。ドアを閉めたら、正面に向き直り、一礼しながら「よろしくお願いいたします」と言います。「どうぞ」と言われたら着席する。

退室の際
「ありがとうございました」とお礼を述べ、立って一礼します。ドアの前で、再度一礼してから、静かに退室します。

これくらいのことは、事前に準備できますね。ドアの開け閉め一つで、人柄が伝わってしまう場合もあります。気をつけましょう。

態度が豹変する人

人が見ていないからとリラックスし過ぎないこと。いろんなところで目が光っています
受付での挨拶や廊下で会った人への会釈ができない。お茶を出してもらってもお礼の一つも言えない。待機会場で、暑いから持っている書類や配られた会社案内などで、パタパタ仰ぐ姿など、全てチェックされていると思った方がいいでしょう。

待っている間は、ふてくされたような態度だったのに、面接本番では打ってかわってニコニコするというような表裏のある人は、採用後に職場の人間関係でもめ事を起こす可能性が大きいとみなされます。

主に面接にのぞむ「態度」についてご紹介しました。次は、身だしなみについて見てみましょう。>次ページへ
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