良かったと感じるときは?
羽藤さんの作品 端午の初節句オブジェ |
さらに、もらう人のことを考えたカスタムメイドの商品なので、その喜びも格別なもののようで、2度も3度も喜びの声をお寄せ下さることも多いですね。弊社が目指していることは「もらって嬉しい・贈って嬉しい・作って嬉しい・そしてかかわっている人みんなが嬉しい」です。
そして、仕事をしていると、天職にめぐり合ったのだと思えることです。「作ること」は日本人が持っている誇れる能力です。ものづくり日本が、海外に技術を輸出し、コストを下げ、価値を下げていきました。でも、今またもの作りが見直されつつある。そのもの作りに携わる末端の一人として、先人から受け継いだ能力を残していきたいと思っています。そう思えるものにめぐり合えたことを、日々感謝しています。
思い描いていたこととのギャップは?
趣味と仕事の間ぐらいの感覚ではじめたので、特にギャップはありません。自分の天職にめぐり合えてよかったと思っています。これまで、いろいろな仕事に就きましたが、ずっと続けたいと思えたのは、この仕事だけです。失敗談は? 次ページへ