ホテルの種類と部門別 仕事一覧
ホテルは大きく分けて、宴会場をもたないホテル(一般的総称:ビジネスホテル)と、宴会場や式場などをもつホテルに分かれます。どのようなスタイルのホテルでも、サービスのプロ「ホテルマン」として仕事をする上では配属される部門ごとに、仕事内容が違うため必要となるスキルが異なるのが特長です。主な部門(仕事内容)は、以下の通りです。
■宿泊部門
フロント・ドアマン・ベルボーイ&ベルガール・宿泊予約(電話での予約受付)・コンシェルジュ・客室クリーンなど
■レストラン部門
各レストランでお客様への料理サービスなど
■宴会部門
宴会予約(一般企業の宴会の担当など)・宴会サービス(宴会場でサービス担当)など
■ウエディング部門
ウエディングプランナーなど
■営業部
イベントや宿泊、レストラン、宴会の営業など
■経理部門
ホテル全館の経理
■総務・人事部門
新入社員や中途採用の対応・社内研修の手配など
■マーケティング・広報部門
周辺ホテルのリサーチや、マスコミ対応など
■購買部門
仕入れ商品の管理など
ホテルへ就職した場合は、どんな部門であってもみんな「ホテルマン」として仕事をすることになります。フロントで仕事がしたいと願っていても、レストランや宴会に配属される可能性もあります。万一、希望の部門に配属されなかったときでも落胆せず、その仕事から学べることを最大限に吸収する。それが、ホテルマンとして自分を磨く唯一の方法です。
一般的に、同じ部門で仕事を続けることはありません。多くの場合、数年後には、他部署への異動があります。それまで、どれだけ仕事のチカラをつけられるかが、ホテルマンとしての将来を左右します。今だけでなく、5年後10年後の自分があるべきホテルマン像を描きながら仕事すると、部門にこだわらずホテルマンとして今やるべきことが見えてきます。
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