あきらめの悪い人にピッタリの仕事とは？(2ページ目)

コンシェルジュになるまでの職歴を教えてください

お客様の要望は多種多少。コンシェルジュの仕事も多岐にわたる。

短大を卒業後、大阪市内にあったホテルへ就職し、フロントにてレセプション、インフォメーション業務を担当していましたが、勤務していたホテルがクローズしたため退社。その後、シャンソン音楽事務所に勤務し、スケジュール管理や催しの受付の仕事などを経て、神戸ポートピアホテル　宿泊部のコンシェルジュの仕事に就き、現在は同ホテルで、日々多くのお客様をお迎えしています。

なぜ、コンシェルジュになろうと思ったのですか？

高校生のころから英語を生かせる職業に就きたいと思い始め、短大の2年間をハワイで過ごし英語を学びました。そのころから、さまざまなチケットやレストランの予約を、サラリと手配してしまう海外のかっこいいコンシェルジュに憧れ、色々な国からビジネス、観光などそれぞれ違った目的でお越しになるお客様を接客するという、日々変化のあるコンシェルジュの仕事内容に魅力を感じていました。

「コンシェルジュ」としてお仕事をするなかには、一人でたくさんの「お客様からの質問」を抱えてしまい、大変なこともあります。ですが、限られた時間の中で優先順位をつけて仕事をこなしていることを、楽しんでいます。

コンシェルジュの仕事内容を教えてください

「よろず承り係」とでも申しましょうか。ホテルへお越しになったお客様へ、ホテル館内の施設・レストラン・催しのご案内をすることはもちろん、神戸をはじめ大阪、京都などの観光案内や街のレストランへのご案内、観光タクシー、観光バス、クルーズの予約手配、歌劇や文楽のなどの催し物のチケット手配、航空券の予約及びリコンファーム（予約の再確認）、翻訳・通訳の手配、文書代行入力、名刺印刷など、仕事は多岐にわたります。ときにはお客様の話し相手になることもあるんですよ。

仕事をしてよかったと思うことは？　次ページへ