専業主婦
「結婚後は、専業主婦になるよりも、仕事を持って欲しい・持ちたい」と考える高校生がこんなに増えているとは・・・・・・。
「日本ほど、専業主婦が優遇されている国はない」と言われていますが、逆に言うと、それほど日本には専業主婦がたくさんいるということになります。最近でこそ、結婚・出産をしても働き続けたいと望む女性は、増えていますが、ミセスのセカンドキャリア世代の方々は、結婚退職や出産退職は、当たり前のことでした。では子どもたちは、そんな母親たちの姿をどのようにみているのでしょうか。

2003年に、ベネッセ未来教育センター(現:ベネッセ教育研究開発センター)によって実施された、高校生の思い描く「結婚後の家庭」を探る意識調査を見て、意識の変化に愕然。私たちにとっては、ちょっとショックな(でも、頼もしい)調査結果が出ています。

男女ともに「妻は、結婚しても働く」が急増!

高校生の男女が、結婚後の妻の生き方について、どのように考えているのか見てみましょう。
共働きの家庭へ

なんと結婚後は、妻は家庭にという男子高校生は、1980年には83.2%だったのが、2003年には45.5%に、女子高校生も、54.5%から25.3%と見事に半分に減っています。つまり今の高校生は、男女ともに「専業主婦のいる暮らし」を望んでいる人が20年の間に半分に減ってしまったのです。これは驚きであり、なかなかショックな数字です。

ご覧のとおり、「夫が働き、妻が家庭を守る」から「夫婦ともに仕事を持つ」というのが、今の高校生が考える「家庭」だということがわかってきました。

「俺について来い」は、もう古い!?

次に結婚後は、夫・妻、どちらがイニシアティブを取るかについてです。
結婚後の夫婦の形

20年の間に、男子は「夫がリードする」夫婦ではなく、また女子は、「夫にリードされる」夫婦ではなく、「互いに頼りあう」という夫婦の姿を思い描くように変化したようです。どうしてそう思うのかについては、この調査では質問されていないので、彼・彼女たちの胸の内は、ここまでしかわからないのですが、それにしても、「お互いに頼りあえばいい」と思っているなんて、意外に大人っぽい考えでは、ありませんか。

「妻は、結婚・出産後も仕事」と考える高校生が増えているのはわかりましたが、ではその場合、「家事分担」は、どうなるのでしょう?>>次ページへ