自分ではちゃんと仕事をしているつもりでも、気づかぬうちに相手を怒らせていることがあります |
そのとき、あなたはどんな態度をとっていますか?
そして、その態度が、知らず知らずにうちに相手に不快感を与えていたとしたら…。
それは、せっかくの仕事ぶりが評価してもらえないだけでなく、「教えてあげよう」「育てよう」としている上司や先輩たちの気持ちを萎えさせ、結局、自分が成長するチャンスを逃すことになってしまいます。
そこで、部下や後輩を持つ人たちに聞いてみました。
ズバリ、「思わずムッとする部下や後輩の態度は?」
あなたもこんな態度をとっていませんか?
○ Aさん(38歳 営業所長)
「任せていた仕事が思うように進まず、本人からも『期限に間に合いそうにありません』との報告。仕方がないので、状況を整理し、残りの仕事の優先順位をつけて指示を出していたら、途中で『それはわかっています』とこちらの指示をさえぎってくるんですよ。それがわかっているなら、ここまで危機的な状況になったりしないと思うんだけど…」
○ Bさん(32歳 総務課チームリーダー)
「書類が期限を過ぎても提出されないので、『○○の書類、提出期限が今日の15時までだったんだけど、どうなってる?』と聞いたら、慌てる様子もなく、『まだ、やってません』の一言で終わり。今朝のミーティングで今日が提出期限だということも皆に言っているんだし、できていないんだったら、『すぐやります』じゃないの? その前に、開口一番『すいません』って言ってほしいけど…」
○ Cさん(26歳 入社3年・営業部事務)
「書類の記入の仕方が間違っていたので教えたら、『でも、私はこういうことだと思っていたんです』と彼女。たしかに、彼女が思い違いをしていたのはわかったし、それが間違いの原因だったのもわかりました。でも、『思い違いだったんだからミスじゃない、私の責任じゃない。私がやり直すのはおかしい』と主張されると、これから、仕事を頼むのやめようかと思っちゃいます」
これらのケースは、指示を出したり説明をした時の先輩や上司の態度、指示の出し方、説明の仕方なども関わってくるので、一概に後輩の態度だけが悪いとは言えないと思います。
ただ、こうした後輩の態度を不快に思っている先輩や上司がいることも事実。
もし、
「でも、それは…」「わかってます」
「聞いていません」「知りません」
が口癖になっているなと思う人は、要注意です。
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