女性の転職/女性の仕事カタログ

綺麗だけじゃない 人を癒す仕事 ネイリスト(2ページ目)

女性の間で人気が高まっているのが、手や爪のお手入れ、カラーリングなどを行う「ネイリスト」という仕事。今回は、事務職から人気のネイリストへ転職をした女性をご紹介いたします。

執筆者:三輪 貴子

なぜネイリストになろうと思ったのですか?

ネイル
人を癒すお仕事がしたい……。きっかけはネイルサロン教室の先生。
ネイリストになる前は、総務・経理事務として6年間勤務していました。事務職をはじめて3年を過ぎたころから、もともとネイルに興味があって、ネイルサロンへ通っていたこともあり、ネイリストになりたいと思うようになりました。

いつも私が通っていたネイルサロンのネイリストさんが、とても素敵な女性だったので、その方への憧れもあったのだと思います。また、私自身もネイリストの方にネイルケアをしてもらうことで癒されていたので、そんな人を癒せるようなネイリストになりたいと思ったからです。

どのようなキッカケでネイリストへの転職を決めたのですか?

事務職を6年続けていましたので、仕事に対するやりがいもあり、責任感もありました。ですから、ネイリストになりたいと思ってはいたものの、その夢は、あまり現実感がありませんでした。

夢への一歩を踏み出す勇気が持てずに悩んでいたとき、偶然通っていたネイルサロンのヒサコ先生にお会いしたのです。

そのときヒサコ先生から「目標を明確に持ちなさい。目標を持っている人は、何もしない人とは違います。目標があり、それを実現しようとすることは、凄いことなのです。強く願えば、夢は必ず叶います。」と言われたことで、ぱーっと目の前が開けたように感じたのです。

「今行動しないで、いつするの?」と自問自答した結果、決心がつき、「ネイリストへの夢を叶えよう」という気持ちが固まりました。それが大きなキッカケだったと思います。

ネイリストになるためにスクールには通いましたか?

はい。通いました。期間は約1年間。週に1度の通学で、費用は90万円程度(材料費別)でした。

スクールを選ぶ際は、さまざまなスクールに資料を請求し、説明会にも参加をしました。その結果、一番丁寧に対応をしてくれ、好感が持てたスクールへ入学を決めました。また、そのスクールには、NPO法人日本ネイリスト協会が主催している難易度の高い認定試験に合格した講師の方が多かったので、技術的な面でも安心して学ぶことができると思いました。

加えて、授業の内容として老人ホームでの実習が盛り込まれていることなどの、私があこがれていた、人と人とのふれあいを大切にした時間が設けられており、他のスクールでは学べないメンタルケアの部分が体得できる点も、このスクールを選ぶ大きな判断基準になりました。

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