女性の転職/女性の仕事カタログ

宝石に命をふきこむ仕事とは?(2ページ目)

女性のファッションに欠かせない「アクセサリー」。今回は、「アクセサリー」をデザインする、アクセサリーデザイナーをご紹介します。

執筆者:三輪 貴子

年齢やライフスタイルに関係なく、実力でキャリアアップできる仕事です。
■アクセサリーデザイナーになるための基礎知識
話 題 度  ★★★★☆
難 易 度  ★★★☆☆  
かかる費用 ★★★☆☆

アクセサリーデザイナーって、どんな仕事?

アクセサリーデザイナーとは、貴金属や宝石などを使い、ネックレスや指輪、ピアスやブレスレットなどのアクセサリーをデザインする仕事のこと。

ゴールド・シルバー・宝石などで作り上げられ輝きを放つアクセサリーですが、素材の美しさに加えて、そのデザイン性が、宝石や貴金属を美しく輝かせる大切な要素となります。アクセサリーデザイナーとは、素材に命を吹き込む仕事とも言えるでしょう。

アクセサリーデザイナーになるには・・・

美術系の大学や専門学校で学び、アクセサリーを取り扱うメーカーへ就職し、経験を積むのが一般的です。また、アクセサリーの販売や製造の会社へ就職し、アクセサリーの知識を身につけ、デザイナーへ転職する道も。スクールは、一般的に約1年通学で、費用は60万円前後。(スクールによって異なります)

特に資格は必要ありません。そのため、アクセサリーデザイナーとしてキャリアを積むためには、きちんとした技術や知識を身につけ、経験を積み、センスよいデザイン、そしてしっかりとした仕事スタイルを貫き、企業や顧客の信用を勝ち得ることが重要です。

必要なスキルは?

専門学校・スクールでは、宝石などの知識や宝石の製図、制作技術をはじめ、デザイン画や、アクセサリーの流通についてなど、技術から販売まで幅広い内容を学びます。

アクセサリーデザイナーとして重要視されるスキルは、主に、デザイン力、宝石や貴金属の知識、彫金の知識の3点。

関連資格:GIA JAPAN「宝石鑑別士」
      東京商工会議所検定センター「カラーコーディネーター検定試験」
      (社)日本宝石協会「ジュエリーコーディネーター(JJA-JC)

働くスタイルは?

主な働き方は、企業に勤める「企業デザイナー」や、個人やデザイン会社と契約してアクセサリーを作る「フリーデザイナー」の2スタイルです。

一般的には、専門学校などへ通ってスキルを身につけて就職。そのまま企業へ勤め続けるケースや、独立してフリーで活動するケースもあります。

どんな人に向いているの?

常に新しい発想や感覚を磨いていける人、デザインセンスに自信がある人におすすめです。また、デザインだけでなく、実際にアクセサリーを作る場合は、道具を使うため、細かな手作業も多いのがこの仕事の特長。手先の器用な人にも向いています。

「アクセサリーデザイナーのインタビュー」はこちらをチェック!
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