この仕事をしていて「よかったな」と思うのはどんなときですか?
許可申請をする際、内容が厳しいときは「これは、大丈夫かな?」と心配になります。そういった案件が無事に許可されたときは、とてもうれしいですね。お客様から「ありがとう」の言葉をいただけると、この仕事をやってよかったと思います。思い描いていたこととのギャップはありますか?
書類を作るだけではなく「お客様と話をすることが大切なんだな」と思ったことです。例えば、お客様が「○○の許可が必要なのでとりたい」とおっしゃっても、よくよくお話を伺えば、特に許可は申請しなくてもよいケースであることもあります。お客様ときちんとコミュニケーションをとること。書類は、その結果作成するものなのです。行政書士になるために、かかった費用と時間は?
通信教育の講座が4万円、本や参考書を購入した費用が約2万円、行政書士の試験に合格したあと、スクールで行政書士実務講座を受けた費用が15万円(1回/週の通学 全15回)、行政書士会への登録費用25万円です。行政書士実務講座は、実際に仕事をするために必要なスキルを学ぶ講座です。現在は、行政書士会でも研修などを行っているようです。勉強した時間は、1日に30分~1時間ぐらいです。イベント会社を産休で休んでいるときに集中して勉強しました。子どもが生まれたあとは、子育てに時間をとられたため、勉強時間はあまり確保できませんでした。