プチ整形で手に入れた「お気に入りの顔」は、就職を有利にするのでしょうか?
採用の際に顔の善し悪しは影響するのか。人事担当者にズバリ聞いてみました。
★「美人か否かで採否を考えることはありませんが、表情を参考にすることはあります。たとえば、会話の中で自然に笑顔が出てくるかどうか。その笑顔に好感が持てるかどうか。接客業の採用では気になるポイントです」(アパレル)
★「基本は経験や能力、意欲で選考。その上で、同じ能力を持った人がいてどちらか一人しか採用できないとなった時、一緒に気持ちよく働ける人かどうかという視点で採否を決めることになります。そこで顔が影響するかどうか...。意識はしていませんが、顔が与える印象は微妙に影響しているかもしれませんね」(メーカー)
★「私は、顔はその人を表す鏡だと考えています。鼻が高いとか目が大きいといったことではなく、笑顔が醸し出す雰囲気や、強い意志を感じさせる眼力などは重視しますよ」(出版社)
★「失礼を承知で言いますが、そりゃあ、不美人より美人と一緒に仕事ができた方がうれしいと思う人は多いでしょう。でも、仕事はそんなに甘いモノじゃない。高いスキルが必要な仕事になればなるほど、能力を問います。不景気の今、顔の善し悪しなんて言っている場合じゃないですよ」(不動産業)
★「自分自身は顔で採否を決めているつもりはまったくありませんが、能力的に一定のレベルを越えている複数から絞り込んでいく際には、多少、顔が影響しているのかもしれません。時々あるでしょ、似たタイプの顔の人が多い会社。あれって、無意識のうちにそういう採用をしているってことだと思うんですよ」(広告代理店)
いかがでしたか?
取材をした私が言うのもなんですが、どの人事担当者もかなり本音を話してくれていると思います。
総じて言えるのは、あからさまな顔採用はしていないものの、意識していないところでなんとなく顔が影響することはありそうということ。
でも、それは「顔立ち」ではなく、表情など、顔から漂う雰囲気であることが多いようです。
私は、個人的には「就職のためのプチ整形」に賛成でも反対でもありません。
なぜなら、私は内面重視派だから。
プチ整形がきっかけで自分に自信が持てるようになり、表情が明るくなったり、何事にも前向きに取り組めるようになるのであれば「プチ整形」は大いに賛成。
逆に、見栄えだけを追い求めるなら反対。
人事担当者も、中身を見て採否を決めたいと考えています。
プチ整形もいいけれど、同時に中身をブラッシュアップすることも忘れずにいきましょう!
中身を充実させると、顔って自然に変わっていくものですよ。
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